お早うございます。今月末の登山は岩の殿堂剣岳のバリエーションルートなので懸垂下降の準備もしておく必要が有ります。先日近くの雑木林に出かけ、懸垂下降の練習をしてきました。登山に木登りは有りませんが・・・適当な岩場が無かったので仕方が有りません。それでも何とか8mほど登りぶら下がる事が出来ました。W 登山靴での木登りも然る事ながら、久しぶりの木登りに大汗をかいてしまいました。
20mのロープをトップで折り返し、10mの懸垂下降(今回は約8m)が出来ます。こうする事により、下降後にロープを回収できます。アンカーの変わりに木の股を利用します。岩山の危険個所の上部にはアンカーボルトが打ち込んである場所もあります。
懸垂下降中ですがロープには筆者の体重62.0kgが架かっています。右に延びたロープを右手でコントロールします。みぎ手を上にあげるとロープが緩み下降を始めます。写真の状態は撮影の為停止中です。岩場では岩壁を足で踏ん張りながら下降しますが、木の枝からぶら下がっているのでグルグル回ってしまいます。W 因みにジュラルミン製の金具はエイト環(8字環)と言います。下降する時に古くから使用されている登山用具です。
着地して上を見上げています。因みにこの木はミカン科の「キハダ」と言う落葉高木で、内部が黄色い樹皮は生薬の黄檗(おうばく、黄柏)の原料になります。
民家の花壇で見つけた白い造花のような不思議な花、キク科の常緑多年草「アークトティス」です。葉のの形や大きさはガーベラやガザニアに似ていますが葉っぱが決定的に異なります。葉の表面に産毛があって白っぽく見えます。最近になって増え始めたような気がします。花の色は白の他にピンク、オレンジ、紅紫などが有ります。昭和初期、又はそれ以前に北アメリカから渡来したようです。
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懸垂下降練習(アークトティス)CMT DISAPVL、7/22 ?/5km
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