国会ではTPP交渉参加問題で盛り上がっていますが、いろいろな問題点が浮かび上がってきました。?農産物問題、?製品輸出問題に限らず、?医療保険問題、?食料品の検査問題など様々な分野で不利な面も出てきました。野田首相は「TPP交渉参加ありき」で考えている様ですが「交渉決裂もあり」と言う考え方で参加すべきです。交渉参加したら「撤退は出来ない」と言った、自ら退路を断って「絶対参加」はしてはいけないような気が致します。何故民主党が交渉参加を望んでいるかを考えた時、普天間基地問題で作った「借り」を「TPP」で穴埋めしようとしている様ですが、経済問題と安保問題はリンクさせるべきではないとも思われます。オリンパスが行った「財テク」失敗の穴埋めを不正なファンド運用で行った事が頭をよぎります。
?では被災地東北の農業が二重苦を負うことになる事が心配です。
?はTPP参加国の中でアメリカと日本の割合が70%に達し、TPPは対アメリカ問題です。自動車などは現在でも2.5%程度であることに加え、現地生産が進んでいるので大きなメリットにはならないようです。
?わが国の医療体制はWHOも認める世界でも最高の水準ですが、TPPでアメリカのシステムが加わってくると、現在の体制が崩れてくる事が懸念されています。
?では輸入食料品の検査・表示体制が自由化されるとBSE(狂牛病)などの検査も無くなり、農産物7品目、加工品32品目の「遺伝子組み換え表示」も無くなるので心配です。
こうしてみると、TPPで決定した事は今後10年間で完全実施に移行するようですが、相当の制限又は条件を付けないとおいそれとは締結できない様なもののようです。尚反対している団体がJA、医師会などであることを考えると不利益を被るであろう人達であり、当然であろうと思います。
日本を含めると10ヶ国になると予想される国、対米関税率はアメリカの778%でちょっと高い。
判らないが多いが説明不足は否めません。交渉参加後に不具合なら撤退も考えるべきです。
最近空き地などでよく見られるキク科の一年草「ホソバヒャクニチソウ」です。「ジニア・リニアリス」と言う流通名で呼ばれる場合も有ります。ヒャクニチソウが1mにもなるのに対し、ホソバヒャクニチソウは30cmと大変扱い易い植物です。色も黄色の他赤、オレンジ、白、ピンク、藤色など豊富です。5月ごろに種を蒔くと11月ごろまで楽しめます。原産地はメキシコですが1769年にヨーロッパに渡ってから改良されて世界に広められたようです。