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Channel: 趣味と健康日記
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読書の秋 (チロリアンランプ)

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 お早うございます。今月から始まった朝ドラ「純と愛」、お決まりの「ドタバタ劇」の度が過ぎるようです。男女がチュウをするのに「お願いします」と真顔で挨拶する場面に吹き出しもしますが、余りにも現実離れしていて興ざめである。

 そんな一日が始まり、車のラジオから聞こえて来た「生命と記憶のパラドクス」と言う本の紹介に魅かれた。著者はNHK BSプレミアム「いのちドラマティック」と言う番組のキャスター福岡伸一氏です。京大出身の生物学者で青山学院大学教授でもあります。読書の秋がそうさせたのか珍しく本屋さんに乗りつけました。受付でPC検索の結果1冊在庫あり、即購入(1,260円)しました。内容は生物学者としての「雑学エッセー」的な本です。その中の一節「クローム」(Chrome)について記します。
 クロムとも書きますが、正式名称はクロミウム(Chromium)です。六価クロムなど危険な仲間も有りますが、普通は3価クロムでクロムメッキなどに使用され、グーグル・クロムもこちらです。 クロムはチタンなどよりも硬い元素で鉄とニッケルと共にステンレス鋼の材料になります。グーグル・クロームとの関係は全くないように思われますがアメリカ文化を考えると見えて来るから面白いです。その前にマイクロ・ソフトとグーグルの闘いについて説明が必要です。グーグルは「MS Windows」に対抗したOSを無料で配布しようとしています。その名称が「Chrome OS」(CHROME+LINUX)です。その目玉は全てのアプリケーションやツールをPC上には持たないでダウンロードして使用します。保存もネット上に保管しますのでPCは常時チョー軽い状態が保たれ、サクサク動くようになります。問題は遠隔操作ウイルスなどのセキュリティ対策をどうするかにかかっているようです。さて、グーグルは何故「クローム」と命名したかですが、アメリカでクロームと言ったら「写真立てや額縁」の事だそうです。ここでお解りでしょう。MSのウインドウズ(窓枠)に対抗してのクローム(額縁)なのです。久しぶりに暇を見つけて読書の秋を楽しみたいと思います。 

福岡先生の本

 Paradoxは逆説とか矛盾と言う意味ですが「生命と記憶のパラドクス」、凡人には難解です。自分の事をハカセと言うのも変かなー! しかし内容は面白い66のエッセー集です。

チロリアンランプ

  釣りの「ウキ」に似ている事から「浮釣り木」との別名を持つ、アオイ科の耐寒性常緑低木「チロリアンランプ」です。蔓性植物のように細い枝が永く伸びて垂れ下がります。花期は6月から10月と長い事も特徴です。原産地は南米ブラジルです。


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