お早うございます。深刻な不況が続く日本経済ですが、リーマンショック以降中国、韓国、台湾、タイなどに後れを取る企業も少なくありません。中でも重症なのが日立、SONYなどの家電業界です。テレビ、携帯電話などでは韓国勢にシェアを奪われ絶体絶命の危機にあると言っても過言ではありません。
今日はNHK総合テレビで放送された「メイド・イン・ジャパン逆襲のシナリオ」と題して放送された番組の中から「SONYの逆襲」の一部を紹介します。トランジスタラジオ、ウオークマン、PS2など独自技術で一世を風靡したSONYでしたがメモリースティック・ウオークマンでiPodに敗退してからは音響機材、テレビではリード出来なくなってしまいました。ついにSONYも日本航空と同様に大企業病に陥ってしまったのです。そのきっかけは1995年〜2005年まで経営の責任を負ってきた出井伸之氏の時代、アップル社のiPodに敗北した事にあったようです。創業者の井深大、盛田昭夫両氏の後継者、が16万人の従業員を効率良く使えなかった事に尽きます。2003年10月、一時の業績悪化で優秀な社員のリストラによりSONYの技術が国外に流れた事が現在窮地に立たされている一因となりました。自動車なども然りですが、国策で韓国への技術移転をした事も大きかったと思います。そう言う事を考えると戦前の人達の素晴らしさが見えて来るばかりです。1935年以降に生まれた我々の世代が日本をダメにしたのかもしれません。
一方では縦割り社会による大企業病(ネットワークサービス、コンテンツ、商品開発部門の連携が無い)に陥り、物造りの基本的なところを疎かにしたことが挙げられます。現在SONYは世界レベルでの販売戦略に力を注ぎ果敢に攻めようとしています。その第一歩がインドで成功を治めたテレビのカラー調整です。自然な色よりもインド人が好む「青と赤」を強調したテレビを開発しました。これこそが長年高い技術を培ってきたSONYの真骨頂です。今後もユニークな技術開発を続けて再度世界をリードして欲しいものです。
組織内における事業部間の壁をぶち破る事が復活のカギと思われます。また、その意気込みをソニー上田康弘執行役員は語ります。「10年かかってやられた事は10年かかってやり返す。」
我が家で採れた百匁柿(左)とスーパーで購入した冨有柿です。見てのとおり前者はリンゴのように丸型(250g)、後者は平たい冨有柿(195g)です。因みに1匁(もんめ)は3.75gなので100匁なら375gにもなる筈ですが、実を間引くなど手間暇をかける必要が有りそうです。
百匁柿は甘ガキで茶色のごまが見えますが冨有柿はごまが無く、渋抜きを施して販売されます。
ベルの様でもあり、ハロウイーンの帽子のようにも見える、アカバナ科の常緑低木(関東以北では落葉)「フクシア」です。別名「釣浮草」です。フクシアの由来はドイツの植物学者「フックス」に因んでいます。熱帯アメリカ原産で100種類以上が分布すると言われます。耐寒性のものもありますが殆どが温帯性です。写真のフォーカスが甘いのが残念です。