お早うございます。風邪、インフルエンザ、花粉症の季節ですが、昨年の暮れに放送されたNHKテレビ「クローズアップ現代」の話題をおさらいしてみようと思います。忙しい場合など風邪に似た症状と自己判断し市販薬を服用する事が多いのですが、ここにとんでもない落とし穴がありました。副作用によるスティーブンス・ジョンソン症候群(Stevens-Johnson syndrome=SJS)と言う病気です。
薬を飲んだとき、その成分に体の免疫機能が過剰に反応し、健康な皮膚や粘膜の細胞が異物と見なされ、攻撃された場合にはSJSを発症します。症状は様々ですが目、口、喉など粘膜に現れる例が多いそうです。肺、肝臓などにも現れる場合があり致死率3%と言う怖い病気です。大切なのは薬の服用後目、口、喉など粘膜に異状を感じたら直ぐに(3時間ぐらいで唇が張れるなどの症状が現れる。)内科を受診する必要がありそうです。早期に発見する事が大切です。症状が広範な為に眼科、内科、耳鼻咽喉科などたらいまわし的に通院してしまう事は避けたいものです。医師も神ではないので誤診を防止する為に「SJSを疑って受診しました。」と一言伝える事も必要かもしれません。
症状は柔らかい粘膜に現れますが目、口に出る事が多く痛痒いと感じる患者が多いそうです。SJSを発症する患者は特定のDNAを持つ人が多いので遺伝性なのかもしれません。
左のSJS画像はここからお借りしました。
シクラメンと同じようにクリスマスが近づくに連れて咲き出すサボテン科の常緑多肉性植物の「シャコバサボテン」です。英名ではChrisutmas Cactusと言います。店によってはデンマークカクタスのブランドで売られています。原産地はブラジル、リオデジャネイロ近郊です。1昨年挿し木したものですが花の数も少なく満開直前で未だ蘂(しべ)は見えていません。葉がシャコに似ているので「シャコ葉サボテンといわれています。