お早うございます。漸く石油の高騰に歯止めがかかったようで155円/L(レギュラー)前後で推移しています。そんな折、12日政府は愛知県沖のメタンハイドレート地層から天然ガス採掘に成功したと発表しました。これは世界初の快挙で資源の少ない日本にとって朗報になる事は間違いありません。平成30年度の実用化を目指して開発が進んでいるようです。試掘は国の委託を受けた「独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(Japan Oil, Gas and Metals National Corporation、JOGMEC)と言う恐ろしく長い名称の組織が地球深部探査船「地球」を使って実施しています。今後安定的にガスを生産できるかどうかを検証するとの事です。
水深約1000mの海底のメタンハイドレート地層から海上ステーションにメタンガスを取り出します。日本近海のメタンハイドレートの埋蔵量は国内で使用する天然ガスの100年分とも言われ日本の発展に大きく寄与する事になります。
この炎が安定的に燃え続ける事を祈りたいと思います。愛知県沖だけでも国内で使用する天然ガス14年分にもなります。ただ、心配なのはこの海域が東南海沖地震が心配されるプレート上にある事です。人間が手を入れた事で自然が怒り出さない事を祈ります。
三月中旬以降に開花するツツジ科の常緑低木「アセビ」です。花はドウダンツツジの様に壷型で下向きに連なって咲きます。翌年に花付きを良くする為には花穂を切り取ります。花が淡紅色のものを「アケボノアセビ」と言います。漢字では馬酔木と書きますが、牛馬に食べさせると麻痺が起こるのでこの名が付きました。葉を煎じると殺虫剤にもなるそうです。正岡子規の弟子伊藤左千夫が編集した歌集に「馬酔木」と言う本がありました。万葉集にも沢山出てきますが原産地は日本です。