お早うございます。昨日横浜地方裁判所で重大な判決が下されました。「厚木基地騒音訴訟」は原告の要求をほぼ認め70億円の損害賠償と22時から6時の間、自衛隊の夜間及び早朝飛行を差しとめる判決を下しました。ただし、国防上重要な任務を担っている基地なので防衛大臣が「やむをえないと認める場合を除き・・・」との文言が入れられ緊急時などでの飛行は可能となったようです。騒音訴訟でいつも思うのですが、飛行場と承知で住み着いて文句を言うのは止めて頂きたいと思います。今回の判決で国が上告を断念すれば7000人の原告1人につき100万円もの国費が支払われる事になります。米軍の飛行については日本の法律が適用されず退けられました。
厚木航空基地を南側(相模湾側)から俯瞰した写真です。滑走路の西(左)は綾瀬市、東は大和市になっています。西側のスペースは宿舎、厚生施設などが有ります。右上の川は「境川」で柏尾川と合流し江ノ島付近に流れています。前方の北側には町田、日野、立川方面になります。横田基地、入間基地などの飛行場が有ります。海にも近くこれ以上の海軍航空基地は造れないと思います。因みに「厚木航空基地」となっていますが厚木市とは接していないのが不思議です。ダグラス・マッカーサーが降り立った頃は田んぼと林に囲まれて民家など無かった筈です。
厚木航空基地における純国産(川崎重工)の対戦哨戒機P-1のローパス展示飛行中の動画です。海上でのエンジントラブルを考慮しエンジンは4基装備しています。
濃い緑の葉と青紫の花が美しいキンポーゲ科の多年草「オダマキ」(苧環)です。花に突端にある管状の曲がった距が鷲の爪に似ている事から学名がラテン語の「Aquilegia(鷲) flabellata(扇状)」と言われていますが、日本では花の形がカラムシで紡いだ糸(苧)を巻く道具に似ている事から、苧環となっている。原産国は日本です。