お早うございます。土曜日は御嶽山の爆発で多くの登山者の命が奪われてしまいました。同じ趣味を持つ同志として心から哀悼の意を表したいと思います。山での事故を見る度にいつも「明日は我が身」と思いつつ「自分ならどうしたか」と考えます。今回は火山弾と熱風が被害を大きくしたようです。活火山対策としてはヘルメット、タオル持参に加え噴火口の風下には立ち入らない事に気をつけたいと思います。そして常に避難小屋の位置を確認しておきたいものです。このhtmlはNHK取材班が撮影した爆発直後の動画です。
NHK取材班が御嶽山南東方向にある他の原口8合目から望んだ爆発初期の写真(動画)です。
国土交通省が提供した定点カメラで撮影した画像です。水蒸気と熱風が混じった噴煙が山肌を下っていますが火砕流の様でも有り恐ろしい光景です。この様な場合にもタオルとヘルメットが必需品になります。水蒸気と混じった噴煙が重くなって山肌を下り落ちているようです。ここを下るのは怖い。
地獄谷の二つの噴火口とその向こうに出来た新たな噴火口が見えています。正面のピークが王瀧頂上(2930m)、そこから右に500mのところに御嶽山のピーク、剣が峰(3067m)が有ります。
今回の遭難を考える時「火山噴火予知連絡会」の「予知は難しい」には腹が立ちます。同時に気象庁には「狼少年になっても良いから情報は隠さないで。」と言いたい。今回の噴火が起こる半月前の9月11日に「火山性地震が頻発していた。」 との事ですが大雨でも噴火でも「うそつき批判」を恐れず些細な情報でも知らせて欲しいものです。そして我々も予知予報が外れても文句を言う事は慎みたいと思います。
野山の湿地帯に繁殖するタデ科の一年草「タニソバ」です。同族に「ミゾソバ」(写真右)が有りますが、こちらは葉っぱが三角でピンクの花をつけ、茎には毛が生えています。タニソバの葉は細く毛がありません。両方とも立ち姿と花が蕎麦に似ているところからソバの名前がついた様です。草丈は50cm、葉っぱの基部にはバラ科、マメ科、アカネ科に多く見られる托葉(小葉)を持っています。原産地は日本、韓国、中国です。