Quantcast
Channel: 趣味と健康日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1074

鎌倉芸術館(トレニア) CMT APVL、10/12 JOGG 25'46"/5km

$
0
0

 お早うございます。週末は久し振りに鎌倉芸術館に行って来ました。催しものは「いざ、鎌倉への道」と題したNHK交響楽団(Since1926)の演奏会です。指揮は鎌倉出身の井上道義氏、前橋汀子氏をゲストに迎えての素晴らしいコンサートでした。

鎌倉芸術館

 前半は前橋さんとN響の共演、ショーソン作曲「ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲作品25」及びマスネ作曲「タイスの瞑想曲」、休憩後はブルックナー作曲「交響曲第9番ニ短調WAB.109」と言うプログラムでした。ゲスト紹介では珍しく指揮者のスピーチがあり、井上さんが桐朋学園大学時代、既にレニングラード音楽院(ロシア)留学から帰国した前橋さんはヒロインだったと言う話をされていました。前橋さんの「タイス」は二度目でしたが素晴らしかったです。 

 相変わらずクラシック音楽の客層はお堅い人種が多かった。老若男女およそ60%の方がスーツ&ジャケットでした。筆者はと言えばカジュアルとは言いにくいワイルドな「ハンティングベスト」で出かけました。 暖かかったので丁度良い感じではありました。

舞台

 上の写真は鎌倉芸術館のH/Pから拝借したものN響との関係は不明です。因みに今回のN響の編成は弦:40名(ヴァイオリンが20名)、木管:12名、金管:14名、ティンパニー:1名で総勢78名での演奏でした。1階席の後方だったので野鳥の会のようにはいきませんでした。 

デル・ジェス・グァリウス

 上の写真で前橋氏が持つヴァイオリンは1736年にイタリアで製造された「デル・ジェス・グァルネリ」と言う名器だそうです。同様に名器と謳われたのが有名な「ストラディバリウス」ですが木材の曲げ強度が切り倒されてから300年と言われているのでストラディバリは楽器としての音質のピークが過ぎ、朽ち果てていく運命にある様です。デル・ジェスのピークはストラディバリウスより54歳若いので今後50年は良い音を保ってくれそうです。旬の楽器だけにストラディバリよりも高価で10億円は下らないと言われています。前橋さんの場合は自己所有だそうですが若い人たちの高級バイオリン使用は、企業などからの貸与が多いようです。しかしメンテナンスは自分持ち、年間の保険金が200万円、弓が200万円、イタリアに出向いてのメンテも相当な額になり、音楽家の台所事情も大変なようです。


パンジー

 パンジーにも似た面白い模様の花、ゴマノハグサ科の多年草(寒冷地では1年草)「トレニア」です。花弁は異形の3+1で上が遅れて開き、少し大きめです。それは左側横向きの花でも確認できます。原産地はインドシナ半島、別名があり、「ハナウリグサ」、「ツルウリグサ」、「ナツスミレ」などとも呼ばれます。花の色はピンク、紫、黄色、白など豊富です。化弁を細かく切ってサラダなどにふりかけて食べることも出来るそうです。18世紀のスエーデン牧師、「Toren」さんに因んでいます。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1074

Trending Articles