お早うございます。世の中は相変わらずの乱れ様です。またもやミサイル発射を強行した北朝鮮問題を筆頭に、マンチェスター(UK)でのテロ事件など人間による悪事が絶えません。警察官もトランプでは心配です。何を考えているのか中露にすり寄っている事も不安です。
さて5月の登山は丹沢でも最奥の一つとなる「菰釣山(こもつるしやま)」(1379m)に登ってきました。所要時間6時間30分、標高差≒680m、走行距離13.5kmの山旅でした。流石にガッシャブルムG2と言う重量登山靴は重くて疲れました。アルプス登山の為の強化訓練なので納得する事にしています。本番用に軽い靴を用意する予定です。
例によって上が北(NORTH)になります。S&Gの「道の駅どうし駐車場」からピンクのコースが登りでブルーのラインが菰釣山から城ヶ尾山を経由して降る左回りの周回コースです。
08:00 07:45に「道の駅どうし」無料駐車場(標高は700m)に到着、ウオシュレットの整備は完璧で最高でした。ここは山梨県です。奥の稜線から向こうが神奈川県です。08:00出発です。
08:03 中山橋を渡ると緩やかな坂を上り二つ目の「つつみ橋」を渡ると三ヶ瀬川の左岸をキャンプ場に向かいます。ここでの左岸とは水源を背にして下流を望み右側を右岸、左側を左岸と言います。何故この時期まで「こいのぼり」なの?・・ひな祭りなら結婚が遅れますが・・・
08:28 「道志の森キャンプ場」入口です。左回りの周回コースなので直進し、三ヶ瀬川の左岸を進みます。ここで問題が発生しましたが後述します。これより西沢林道に入ります。マーキングは21日に行われるトレールランニング競技用と思われる。1500mクラスの山を3、4つ走って上り下りするらしい。
09:08 「京急はぐくみの里」の標識があるところで渡渉します。林道に入ると三ヶ瀬川に橋は無く、川底をコンクリートで固めた場所を渡るようになっている。この辺りの水は神奈川県に流れています。京浜急行は水源保護に協力していると思われます。
09:09 渡渉後まもなくゲートがあります。ここまで来て初めて「菰釣山」の標識を見ました。
09:16 小さな支流を渡ると「菰釣山登山道入り口」と書かれた標識があります。(標高≒1050m)そのまま林道を進むと「城ヶ尾峠(じょうがおとうげ)」直下方面に繋がっています。
09:18 小さな板橋を渡り暫くモレーンのような河原を過ぎると急登が始まります。
09:47 約20分の急登が終わると尾根道(ブナ沢乗越)に到達します。ここを右折し、尾根を歩いて山頂に向かいます。(標高≒1200m)
09:55 7、8分で菰釣山非難小屋に到着、小休憩します。中は土間と板の間があり、板の間には20人ほどが横になれそうです。
10:24 出発から2時間25分、ようやく菰釣山山頂(1379m)です。左前方が富士山の様です。
10:25 菰釣り山山頂です。山伏峠とは相模原から山中湖に向かう道志道(R413号)の最高点となる峠です。
10:26 敢てズームなしで撮りました。緑の若葉が綺麗です。右端には南アルプスが見えています。
南アルプスの山々が確認できました。左から日本第3位-間ノ岳(3189.5m)、同第2位-北岳(3193.2m)、同18位-仙丈ケ岳(3032.6m)、同24位-甲斐駒ケ岳(2967m)
昼食には早いので10:28に次の目的地「城ヶ尾山」にむけ出発します。
11:00 登ってきた沢を左に見ながらブナ沢乗越を通過します。
11:28 1229mの「ブナ沢の頭」を通過します。
11:44 1280mの「中の丸」山頂です。写真撮影だけでスルーします。
12:20 1199mの城ヶ尾山山頂到着、ここで昼食をとります。展望は全くなし。ベンチも無し。後の祭りですが、昼食は城ヶ尾峠のベンチが良かったかも。
12:41 遅めの昼食になりました。左の鍋でご飯と親子丼の素(レトルト)をボイルしています。15分ほどかかったので「次は無し」かな。鍋が汚れないのはGOODでした。
13:07 城ヶ尾峠に到着、直進すれば畦ヶ丸、右に下れば大又沢経由で丹沢湖に下る十字路になっています。左に折れて三ヶ瀬川支流沿いに下る林道に合流します。(標高≒1155m)
13:16 林道に下る涸れ沢にはロープが張ってあり、今回の登山随一の難所でした。W
13:37 林道に合流(標高≒980m)、道志の森キャンプ場に下ります。ダートですが歩き易かった。ここに下る1分ほど前の沢にきれいな水があります。コップ1杯ほど飲みましたが大丈夫でした。
13:48 ゲートは閉鎖されていましたが、右端をすり抜けました。W
13:48 右岸に出るため水晶橋をわたります。左岸を直進すると西沢林道の「菰釣山登山道入り口」に通じています。
14:03 T字路を左折し、賑やかなキャンプ場を横切ります。この日はバンド演奏のイヴェントがあり、水晶橋を渡って間もなく、エレキ、ドラムなどの演奏が鳴り響いていました。
14:06 この辺りがキャンプ場の入口で右側にはプールがあり、左側では出店で賑わっていました。
14:07 さてここが落合橋の分岐点ですが、右回りの場合、落合橋を渡り「城ヶ尾峠」に登りますが我々はこの分岐を見落としました。分岐の標識は見当たりません。右回りの場合、キャンプ場に惑わされず左に折れて落合橋を渡る必要があります。
14:27 ゴールの中山橋&駐車場が見えてきました。
14:44 R413号を相模原方面に下り右の谷を5分ほど登ったところに有る「道志の湯」で疲れを癒しました。ここでは小さな感動がありました。大人料金が600円のところ、横浜市民に限り390円と言う。嬉しい出来事でした。浴槽は小さ目ながら露天風呂は陽光をたっぷり浴びられて最高でした。これで次回も頑張れそうです。
菰釣山登山中にぶな沢乗越付近で見かけたツツジ科の落葉低木「トウゴクミツバツツジ」です。三つ葉が全開で花も終わりですが、三つ葉とはこういう感じと言う事が良くわかると思います。咲き始めは葉っぱは開いていません。本来のミツバツツジはおしべが5本ですが東国、大山、小葉、西国、南国三葉躑躅は おしべが10本です。