清野明子さん情報
9月 3日(土)諏訪神社奉納民謡(横浜市瀬谷区)
出演:千田けいこ、竹花千草、梁川?浩、清野明子
※相鉄線瀬谷駅から徒歩10分
お早うございます。先日の留守中の訪問有り難うございました。
8月22、23の両日で山登りに出かけてきましたので報告をしておきます。場所は山梨県西部、南アルプスの日本百名山「甲斐駒ケ岳」(2967m)です。
一日目、22日07:30自宅を友人の車で出発、西湘バイパス、箱根、御殿場経由でマイカー登山の出発基地となる南アルプス市の「芦安駐車場」(無料)に到着は12:15となりました。時間待ちの後バス(片道1,100円)に揺られて約1時間、14:25に北岳、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳の登山のベースとなる広川原に到着、更にバス(片道750円)を乗り換え、14:50ごろに長野県との県境となっている北沢峠(2032m)「長衛荘」前到着、有料トイレを済ませて泉水小屋を目指し坂を下ります。北沢駒仙小屋(1980m)手前で雨が土砂降りに変り、雨衣を着用します。川の水量を心配しつつも16:00ごろには泉水小屋(2130m)に到着、食事の後20:00の消灯予定が19時過ぎには消灯され、03:30の朝食までは生活パターンの違いに苦しみました。一晩中雨を気にしながら深夜放送を聞いて過しました。(笑)
二日目は食事後04:25に上雨衣のみで出発したものの樹林帯を抜けた頃には雨脚が強くなり、ズボンも着用しました。泉水峠付近からは小降りになりましたが、引き続き完全装備で登りました。駒津峰(2740m)では霧の切れ間に摩利支天(2820m)も望めました。アップダウンのあるエッジ状の尾根を過ぎると「六方石」に到着、岩場を登る「直登ルート」と安全な「巻き道」の分岐では雨上がりの危険な岩場を避けて巻き道を選択、08:15霧に包まれた甲斐駒ケ岳に登頂しました。
山梨県南アルプス市営無料駐車場、「芦安駐車場」です。マイカー登山客などに対し、北沢峠方面への玄関口的存在です。広川原行きバス、乗り合いタクシー共に料金は1100円です。
「広川原」は北沢峠行きの中継基地であると共に北岳への登山口でもあります。北沢峠までのバス料金は750円です。タクシーはありません。時刻表は曜日によって異なります。
北沢峠行きのバスからフロントを望みます。今時珍しいダートの林道を登って行きます。
山梨県と長野県の県境となる「北沢峠」、林間にあるのは伊那市営の山小屋「長衛荘」です。収容者数150人を誇ります。
南アルプス市営駒仙小屋(旧北沢長衛小屋)を出発後の沢沿いの登山道は既に川になっていました。
北沢峠出発後50分程で「泉水小屋」に到着です。この小屋は完全予約制の人気小屋です。個人スペースの余裕と食事が人気です。一泊6500円は嬉しい。
泉水小屋前の広場に備えられた不思議な工作物、林間の少ない太陽光を銀板で集めて上部の鉄枠内に置いた薬缶でお湯を沸かす仕組みだそうです。素晴らしい発想です。今こそ必要な器材です。
ピンボケになってしまった泉水小屋名物の料理です。山小屋の定番はカレーですが、ここでは旅館並み?の食事が提供されます。
尾根筋で見かけた目が眩みそうな岩場です。下は千尋の谷、吸い込まれそうです。風があったのでこれ以上は近づけません。
六方石を少し登った所に分岐があり、岩登りの「直登コース」と初心者用の「巻き道」を分けています。風雨が強かったので迷わず巻き道を選択しました。
冬山だったら視界不良で遭難しそうな巻き道の登山道、殆どが白い砂の道です。風雨により足あとが消されるので赤い鉄板を立て、ペインティングをして「道しるべ」にしています。
04:25の登山開始から3時間50分後の08:25「甲斐駒ケ岳」(2967m)の頂に立ちました。視程は約30mで見晴らし無し、頂上滞在は15分間に留めました。写真は我ら3人のパーティです。霧がマスキングしてくれたので無修正のままで投稿します。レスキューを考慮したオレンジ雨衣が筆者です。次回は下山の様子を報告します。
泉水小屋付近で見かけたキク科の多年草「ヤマハハコ」です。春の七草「ハハコグサ」と同属ですが花期は八月です。未だ蕾の状態ですが、全開すると華やかな植物です。茎と葉の裏側は白い綿毛が生えていて白く見えます。