お早うございます。近年アメリカで開発されたシェールガス採掘法は世界のエネルギー事情を大きく変えようとしています。石油、ガスの輸入国であったアメリカが一転、輸出国になると言われています。そうなれば当然中東の石油は値下がりし、日本にとっては喜ばしいと言えます。日本でも秋田県に於いてシェールガスの採掘がはじまりましたが「Basin」(油溜まり)の規模が小さいので大きな期待は出来ません。
この夢の様なシェールガスの採掘法ですが危険性も含んでいます。
一つは地下のシェール層(岩板)を破壊する為に使用する化学物質が危険な汚染水として地表に戻ってくるので処分法に困る訳です。
二つ目は排水井戸を掘って汚染水を地下(1〜4km)に廃棄する方法が採られていますが、付近の断層が移動して地震が起こっています。大規模になれば大変な事になります。既に地震が発生しています。
穴を掘り下げて岩盤を破壊する時に使用した汚染水の廃棄が問題になりますがアメリカでは付近に深い穴(排水井戸)を掘って捨てているようです。しかし、これが大きな問題を引き起こしています。汚染水によって断層が滑り地震を引き起こす事が判明したからです。
ゴールドラッシュならぬシェールラッシュに湧く沸くアメリカですが、リーマンショックで痛めつけられた経済に明るい兆しが見えた今、汚染水廃棄井戸の危険性を振り返る余裕は無いようですが今後確かな技術開発がなされ我が国への提供にも取り組んで欲しいものです。
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花屋さんで見かけた花です。濃いピンクに特徴ある非対象模様を見せるフウロソウ科の多年草「ペラルゴニウム」です。通常は5月から6月にかけて勢い良く咲き出すものがおおいようですが、この時期に咲く種類も有るようです。別名が「ファンシーゼラニウム」と言われるようにゼラニウムに似ていますが、葉のギザギザが特徴です。明治末期に南アフリカから渡来しています。