こんばんは、最近、先生にきつく指導された後に自ら命を絶つ子供が増えていて「指導死」と言われているそうです。指導した先生に全面的な問題が有りそうな言葉ですが「いじめ」とは別の問題として捉えるべきだと思います。子供の側に問題が有るとすれば家庭環境の変化も見逃せません。昔は親と子の間にクッションのように存在したおじいちゃん、おばあちゃんの存在は大きかった様に思います。急激な「核家族化」は負の遺産と思えてなりません。
さて、「杓子山登山報告 Part 2」は下山編になります。その前にこの辺りの地名について一言、「立の塚峠」の読みは”たちんづか”、「鹿留山」は”ししどめやま”でした。これから目指す下山ポイントの「大権首峠」は”おおざすとうげ”、「高座山」は”たかざすやま”と読むそうです。
11:50に頂上を出発し、大権首峠、高座山、鳥居地峠(とりいちとうげ)そして忍野村役場を経由し、14:30「忍野村コミュニティセンター」駐車場に戻りました。
Part1の登山中に録画した映像「蝉しぐれ」です。都会の公園などのものとは若干違う印象の「蝉しぐれ」だと感じます。街中にいる蝉(アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ)の鳴き声は含まれていないような気がします。
※30秒付近で2回大きな音がします。北富士演習場が目の前なので大砲の音だと思われます。
11:50 昼食後、杓子山直下の急坂を下ります。滑るので要注意です。ロープが貼ってある場所が多くなります。
登山道脇に生えていた「ヤマブドウ」の実です。沢山収穫できればワインも作れます。
12:20 ハンググライダー用ジャンプ台です。ここは尾根に挟まれた沢で風の通り道になっているようです。この日は無人で飛行は行われていませんでした。
飛行場の様に風向風速を見る事が出来る風向計が設置してありました。ここからハンググライダー荷揚げ用のトロッコが設置してあります。
不動湯方面に下ると林道の終点にゲートが有るようです。
12:23 大権首峠(オオザストウゲ)分岐です。明見(あすみ)に下れば「不動湯」があります。
登山道脇に生えていたウグイスカグラの実です。我が家の実は半月ほど前に落ちてしまいました。種が有りますが、ほんのり甘く美味しいです。
中腹を横切るように設置されている送電用鉄塔を超えると高座山への岩場が有ります。
12:50 高座山(1304m)山頂、狭いものの広場が有ります。眺望よし。
高座山からの下りのメインはスキー場のように滑るカヤトの下り坂です。雨上がりにはロープを使用して下る事をお勧めします。カヤトと富士山麗の眺めは最高です。
眼下に見える忍野中学校方面にショートカットしようとカヤトの道を左に折れますが抜けられないようでした。今回は「忍野八海」の観光はパスしました。
林道脇に生えていた桑の木になった「桑の実」です。これも甘くて美味しかったです。
13:46 砂利道の林道からアスファルト道に出るとそこが「鳥居地峠」です。バスは無いので徒歩で駐車場に向かいます。
アスファルト道で見つけたキイチゴです。ほのかに甘くて美味しかったです。
14:05 忍野村役場前を通過、立派な施設です。富士山に感謝すべきです。
14:11 忍野小学校から真っすぐな道を東に進み、承天禅寺を過ぎると正面にセブンイレブンが有ります。寺の森を左に入ると無料トイレが有ります。
14:30 コミュニティセンター入口左側(消防署裏)にトイレが有ります。
山中湖インター付近にある「紅富士の湯」(700円)で身体を休めて来ました。窓の下が露天風呂エリアになっています。ネットで印刷したクーポン券を持参すると50円引きです。
今回は杓子山山頂から富士山が見えませんでしたが露天風呂に貼ってあった写真をコピー(撮影)させて頂きました。
16:10 紅富士の湯を出発、18:30に帰宅し全行程を終了しましたが心地よい疲れは最高です。
山頂広場に咲いていた花です。乾燥した草原などをを好みますが1600mの山頂に咲く花とは思いませんでした。しかし背丈が小さいものの、アヤメ科の多年草「アヤメ」です。紫の中に黄色と白の模様が見えますが虎斑(とらふ)と言ってアヤメ科に多い模様です。緑の中のブルー、本当に綺麗だと思います。原産国は日本です。