お早うございます。北朝鮮が特別調査委員会を構成し日本人拉致問題の再調査を行うと約束をしたようですが、日本は見返りとして日本独自の経済制裁などを緩和するようです。北朝鮮は張成沢粛清以降、中国との関係が悪化し孤立し始めていますが拉致問題を突破口にして日本からの譲歩を獲得しようとのしたたかさが見えて来ます。自分の犯罪行為を経済制裁緩和に利用するとは・・・何とも浅ましい考えです。一方日本は対北朝鮮に強硬なアメリカに対して「日本は拉致問題を抱えているので特別の配慮をお願いします。」と言ったところですが、難しい決断であった事と推測します。早期に拉致された方全員が帰国できる事を祈っています。
大変遅くなりましたが25日に登った那須岳の報告をしたいと思います。実は那須岳と言う山は存在しません。活火山の茶臼岳(1915)、岩山の朝日岳(1896)、なだらかな三本槍岳(1917)からなる総称なのです。今回は朝日岳と三本槍岳を登ってきました。距離10.5km、所要時間5時間45分の山行でした。
03:27 車両による横浜出発は夜明け前でした。正面東の空には上弦の月が見えています。
07:26 峠の茶屋駐車場から見た朝日岳(左側右の突起)です。2000m以下では珍しい立派な岩峰です。
08:30 駐車場から少し高台に有る登山指導所を過ぎると登山口の鳥居が見えて来ます。この先は緩やかな登りが続き、15分程で小さな石で覆われ草木も生えないザレ場になります。
08:06 ガレ場ともザレ場とも区別が難しい緩やかな登山道、中央の鞍部に見えるのが「峰の茶屋」です。ここは正面からの風が強くサングラスも飛ばされる程でした。ここの風は有名で飛ばされない様にロープが張ってあります。
08:15 峰の茶屋直下に残った雪渓は1人分の幅しか無いので向こう岸と声を掛け合って渡ります。
08:19 峰の茶屋に到着、小休憩します。右に折れると朝日岳、左に行くと茶臼岳です。今回は時間の関係で茶臼岳はパスします。小屋は無人で避難小屋になっています。写真の正面、丸い山を目指します。
08:49 剣が峰の右(東側)を巻いてザレた尾根道を登ります。そんなに危険とは思えない登山道ですが風は半端ではありません。
09:00 朝日の肩(約1845m)に到着、ここでは右に折れて朝日岳を往復します。
09:07 標高1896m 朝日岳山頂です。
09:11 朝日岳山頂から見た茶臼岳、中央に見える斜めの筋が登山道です。白く見えるのが峰の茶屋直下の雪渓です。
朝日岳山頂から北を望むと、なだらかな尾根道の先に能見曽根と1900m峰(右端)が有り、そこを超えると清水平が見えて来ます。左端が三本槍岳です。
09:43 1900峰を下ったところに湿原が有り木道になっています。遠くに三本槍岳が見えます。三本槍には程遠く「丸山」に近いです。W
09:45 清水平通過平坦な道なので休まず、先を急ぎます。
10:24 那須岳最高峰「三本槍岳」(1917m)です。小高い丘と言った雰囲気です。福島県との県境になりますが、山名の由来は会津藩、那須藩、黒羽藩の三藩が国境を確定する為に集まり三本の槍を立てた事によるとされています。
尾根道はクマザサとハイマツが風を遮ってくれるので助かります。
11:04 清水平のベンチで昼食にしました。前回の登山で味をしめた「マルタイ棒ラーメン」を準備しました。豪快に厚く切った焼き豚を使用したので美味しかったです。野菜はサラダ用を利用しました。タマネギ、モヤシ、ニンジンなどが入っていました。
12:17 ガレ場を下ります。この先はおよそ100mのトラバースになっています。中央に見える三角山が剣が峰です。
12:20 朝日岳から下る途中に有るトラバース道です。尾根の西側になっています。この辺りからトイレ(小)を催して困りました。
峰の茶屋にはトイレが無いので要注意です。
13:15 無事に下山、峠の茶屋付近に咲いていたミネザクラです。
13:40 混浴が楽しめると言う「大丸温泉」です。近くに有る「鹿の湯」の400円に比べ1000円と高めです。友人の話によると5名ほどの女性が利用していたようです。内訳は30歳未満の女性(夫婦連れ)が二人とそれ以上の女性が三名利用していたそうです。チェックインの時に手ぬぐいと混浴露天風呂用のバスタオルを受け取りましたが、バスタオルは使用しなかったので返却しました。
大丸温泉から下る事10分程の所に「那須御用邸」が有り、この温泉を引いていると言う事です。国道17号線は街路樹に覆われた清涼感あふれる避暑地らしい道路でした。以前に勤めていた会社の保養所(売却済み)の話をしていて写真撮影は忘れました。トホホホ
18:24 湾岸道路に向う途中小松川付近から見たスカイツリーと夕陽です。
ここからおよそ1時間で帰宅できました。ちょっと遠かったですが岩場もあり湿地帯も有って良い登山になりました。次回は外観道路開通を祝い奥多摩方面になりそうです。
週末のNHK民謡放送予定です。「民謡を訪ねて」はお休みのようです。「日本の民謡」は再放送(毎月曜日)も有ります。PC作業中の方は次のURLでも聴けます。
※http://www3.nhk.or.jp/netradio/
週末のNHK民謡放送
6月1日(日)11:00〜11:50 「日本の民謡」NHK FM放送
串木野さのさ(鹿児島県)
久住高原の唄(大分県)・・・・・・・・・・・・・・・斎藤京子
博多節(福岡県)
草津湯もみ唄(群馬県)
伊豆中木節(静岡県)・・・・・・・・・・・・・・・・大野美幸
酒田甚句(山形県)
南部牛追唄(岩手県)
沢内甚句(岩手県)・・・・・・・・・・・・・・・・・小笠原啓
外山節(岩手県)
※5月12日より日本の民謡は日曜日の放送を翌日の月曜日05:00〜05:00に再放送されています。
芽を出した時にはトウモロコシかと思いましたが花が咲いて記憶が蘇りました。ツユクサ科の多年草「ムラサキツユクサ」(紫露草)です。花を絞ると紫色の汁が出て来ます。明治時代に渡来した植物で民家の庭先などに植えられる事が多い花です。オオムラサキツユクサと言う丈が1メートルにもなる種類も有りますが写真は50センチメートル程のムラサキツユクサです。夕方には萎んでしまいますが次から次に新しい蕾が湧くように開花します。原産地は北アメリカです。