お早うございます。1964年東京オリンピックメインスタジアムとして建設されて以来半世紀にわたって使用されてきた国立競技場ですが5月31日をもってその幕を閉じました。31日夕刻には50年前を彷彿とさせるブルーインパルスの演技も披露されました。今後は取り壊されて2020年に開かれる東京オリンピックに向けて8万人収容の新国立競技場が建設されます。外見が計画より小さくなるようですが、スポーツの殿堂として感動を与えてくれる施設になる事を期待しています。
本日は珍しい花を掲載しているのでそちらも見て欲しいです。
日本スポーツ振興センター提供の新国立競技場の最終案(8万人収容)のようですがザハ・ハティド氏が手掛けたオリジナルより小じんまりした設計になっています。屋上のオープンな通路が無くなったのは残念です。
ヤドリギの様に庭木に根付き清楚な花を咲かせるラン科の多年草「セッコク」(石斛)です。葉に縞模様が有る変わった品種を「長生欄」と呼び、根強いファンに支えられているようです。茎は竹の様に節があるのが特徴です。学名はギリシャ語の dendron (樹木)と bios (生命)を合成したもので、Dendrobium(デンドロビウム)と言えば判り易いかもしれません。交配品種や改良品種も多く名前の特定は難しいですが写真の花は「大紫宝南風」と思われます。流通業界ではセッコクなどを東洋ラン、デンドロビウム類を洋ランとして扱っているようです。原産地は東南アジアです。