お早うございます。白馬村の地震による家屋の倒壊、土砂崩れなど大きな被害をもたらしましたが死者が出なかった事は不幸中の幸いと言うべきかも知れません。被害は萱ぶきであったろうと思われる古民家に交じって近代建築による建物も有りました。耐震建築が義務付けられたのは昭和56年4月からだったと思いますが今回の地震で耐震建築の効果が有ったのか気になります。
11月22日(土)に山梨県大月市の「雁ヶ腹摺り山」に登ってきました。05:15に横浜を出発07:45に登山開始の「湯の沢峠入り口」駐車場に到着、08:00に登山開始し、13:15に下山するまで所要時間5時間半、標高差674mの楽勝登山でした。
※この辺りは渡り鳥「雁」(がん)のコースになっていて山肌スレスレに飛んだ事から「腹摺り山」となったようで、付近には3つの腹摺り山が有ります。
S&Gの湯の沢峠入り口から大峠までは林道歩き、大峠から雁ヶ腹摺り山を目指すピストン登山(黄色コース)となりました。当初の計画では大峠からブルーの点線で示す黒岳も登る予定でしたが雪の為1時間の遅れが出たので黒岳、湯の沢周りは断念しました。
07:45 湯の沢峠入り口(標高1200m)に到着、ここから林道を歩いて雁ヶ腹摺り山、黒岳に登り湯の沢峠を経由して写真正面の登山道を降りてくる予定です。
08:52 大峠までのほぼ中間点、雪の林道を歩きます。舗装され、道幅も広く林道と言う感覚は有りません。
09:15 大峠駐車場(1560m)に到着、右の階段が雁ヶ腹摺り山、左の東屋への道が黒岳への登山道です。この道路はこの先にゲートが有り終点です。
大峠駐車場から見た富士山です。天候に恵まれ最高の富士山を見る事が出来ました。この景色を見る為にこの峠を訪れる方も多い様です。手前の二つの黒い山は滝子山です。
09:25 大峠登山口を出発
09:40 板橋の上には雪が残り凍結しているので危険です。慎重に渡りました。
10:17 頂上手前の尾根筋に有る大岩ですが、お城の石垣に見えるのが不思議です。自然に出来た裂け目の様です。
10:23 雁ヶ腹摺り山(1874m)頂上着、針葉樹に覆われ、南側の一部を除き視界は不良です。
南側の視界が開けた方向に富士山を望む事が出来ます。この眺めは500円札の裏になっている画像と全く同じです。富士山の手前の山は三つ峠山(1785m)、目の前の山が滝子山(1590m)です。
11:25 大峠の東屋に戻りました。ここで昼食をとった後、黒岳に登る計画でした。
11:28 今日はコンビニのおにぎりとパンにしました。ラーメンは美味しいのですが鍋を洗う作業が面倒です。非常食に重い餅も背負っていましたがおにぎりを選択しました。
13:15 駐車した湯の沢峠入り口に下山し、温泉に向います。大月には適当な温泉が無く、大月インター付近に有る「大月老人福祉センター」で入浴させて頂きました。(料金は510円)
風呂まで唸り声が聞こえていたので何の音かと思ったら娯楽室で女性が貸し切り状態で歌っていました。1人で40分程歌っていたようです。その後左側でストレッチをされていたお穣さんがうなり始めたので取り急ぎ帰宅の途につきました。
山行前日の21日(金)の5Kmジョギング中、ゴール前で歩道から車道に下りた時に右足を捻挫してしまいました。テーピングをして登山しましたが帰宅すると腫れは引いていたものの痣(あざ)になっていました。今回のコース変更は助かりました。リーダーさん有り難う。「体調は事前に報告しなさい。」と怒られそうです。
秋の終りにひっそりと咲き残ったキク科の多年草「ノハラアザミ」です。本州中部以北の野原に見られます。同属に「ノアザミ」が有りますがこちらは6月ごろに開花します。ノハラアザミの特徴は総苞に粘り気が無い事です。アザミ類は薬草としても利用され、全草を天日乾燥したものを生薬「薊(けい)」と言い、煎じて、利尿剤、解毒剤、止血剤などに利用します。原産国は日本らしい。w