お早うございます。先日テレビで知った加賀の銘菓「長生殿」の紹介です。「日本三大銘菓」の一つですが加賀藩御用菓子司「森八」では1620年代に藩主前田利常の創意で生まれた干菓子(落雁)です。製法は落雁粉と呼ばれるもち米の粉を乾燥させたものと徳島の和三盆糖を混ぜて練り込んだものを木型に入れて固め、乾燥させているようです。因みに他の二つの三銘菓は長岡市の「越乃雪」、松江市の「山川」だそうですが3品とも落雁で初めて知りました。いつの日か取り寄せて食べてみたいです。
上の写真は完成した長生殿ですが、長生殿の由来は中国の唐玄宗と楊貴妃が愛を語りあった場所である長生殿(中国語版記事)から茶道遠州流の開祖である小堀政一(遠州)が命名したと伝えられています。
小堀遠州の直筆とされる長生殿の木型です。一枚で5個作れます。
森八に保存されている2000枚を超えると言われる木型の一部です。
木型に素材を詰め込みタタキベラと言う道具で叩いて固めますが、これが出来るまで10年かかると言われています。
石川県金沢市大手町 10番 15号に有る「森八本店」です。(Google earthより)
森八本店の鳥瞰図です。東向きの大きな黒い屋根が本店です。
分厚い葉っぱで冬を乗り切ろうと頑張っているベンケイソウ科の多肉植物「カゲツ」 です。別名があり「カネノナルキ」と言われています。また、「成金草」とも呼ばれます。冬は室内で育て、春先に外に出し徐々に直射日光に当てると陽焼けしないで済みます。花を咲かせる為には水遣りを控えるそうですが、この木は路地植えにもかかわらず沢山の蕾を持っていました。高台にある我が家のカゲツは寒さに負けて葉っぱが凍傷にかかり変色してしまいました。