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Channel: 趣味と健康日記
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伊豆ヶ岳登山報告PART2(マンサク)CMT APVL、2/21 JGG 54'06"/10km

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 お早うございます。先日は与那国島への陸上自衛隊駐屯地誘致の賛否を問う住民投票が行われ賛成票が上回り、建設がスムースに進むことに安どしています。日本の最西端の地、尖閣諸島の監視にも大きく寄与すると思われます。島の発展にとってもいい方向に向かうよう期待しています。

 PART2では天目指峠から3つのピークを超えて天龍寺(子の権現)、東郷公園経由で吾野駅に下ります。雪もなく快適な尾根歩きとなりました。吾野駅から駐車場のある正丸駅までの所要時間は10分です。因みにこの西武秩父線は吾野駅から西武秩父駅までの路線です。西武グループからアメリカの投資ファンド、サーベラスによるTOBが成立し、秩父線が廃止寸前まで追い込まれましたが西武と住民の強い要望で存続しているようです。

ふれあい道マップ

 昼食後は天目指峠から子の権現を目指します。

山道分岐

12:29 天目指峠を出発し尾根に取り付くと「山道分岐」が有ります。左に折れると「子の権現」への尾根道です。

西川材

12:41 尾根道に設置された案内板には「西川材」の説明がなされていました。「木曽ヒノキ」などは知っていますが、西川材は初めて知りました。

尾根道

12:55 登山者の踏みあとに雨水が流れて土を削り取ったため、根が露出してしまいました。心が痛みます。尾瀬のように木道を整備すればいいのですがお金が要ります。丹沢などの一部にも木道が導入されています。

ピークの社

13:00 「子の権現」の手前名もないピーク(約660m)に有った小さな社です。僅かですがお賽銭を入れてお参りさせていただきました。


ふれあいの道

13:00 社の脇に有った案内板にはこのコースの説明がなされていました。下の子の権現から軽装で登ってくるハイカーもいるようです。寺の境内でスカートの夫人が聞いてきたので「無理です」と答えておきました。軽装であってもチノパンとトレッキングシューズで登って欲しい。

間もなく子の権現

13:06 小さなピークを一気に下ると「子の権現」への分岐に出ます。迷わず直進し、この先の尾根に有るであろう天龍寺に向かいます。子の権現と天龍寺は同一施設ですが天龍寺開祖である「子の聖」を祀ったお寺が「天龍寺」と言う事です。

手の平

13:07 子の権現への平坦な道を進むと右下の山腹に白い掌のオブジェが見えてきます。釈迦の手の平で踊らされた「孫悟空」を思い出しますが、どのような目的があってこれを作ったのかについてはわかりません。我々は「釈迦の手の平で毎日を送っているんですよ」と言う事かもしれません。この辺りから30分ほどの所に「竹寺」が有るらしいのですが時間の都合で訪ねることは出来ませんでした。

天龍寺庫裏

13:09 左の道は天龍寺の庫裏への道で通行止めです。右の細い路地を50mほど進むと左側に境内への入り口が有ります。

天龍寺本堂

13:15 最上段に登り、本堂にお参りしました。天龍寺は檀家を持たず喜捨(又は寄進)などにより運営されているようです。標高640mにある子の権現に足を運ぶ参拝者も多いようです。特に足腰に不安のある方がお参りするお寺さんのようです。我々も足腰をしっかり保って登山ができるようにお参りをしてきました。山道脇には駐車スペースも有りました。

草履と下駄

13:15 流石に足腰に関係するお寺です。大きな草鞋(わらじ)と下駄が奉納されていました。草鞋が朽ち果てるのを防ぐ為に屋根もついています。

足腰に良い謂れ

13:20 山門付近に子の権現の由緒が書かれていました。開祖、子の聖が「鷹火により腰から下に傷を負い悩んだ」事から「腰から下に病める者、当地にお参りすれば霊験を授ける。」と言う事だと思います。鷹火と言うのがイマイチ不明なのが残念です。

門前

13:24 山門を下ると土産物店が数軒あります。ここで「柚子羊羹」を買いました。

再度登山道

13:31 駐車場を過ぎ、アスファルトの車道を進むと右に下る登山道が有ります。

東郷公園

14:18 45分ほど下ると高麗川(こまがわ)に架かる「こしのべ橋」にぶつかります。右に折れれば吾野駅ですが左側にある東郷公園(神社?)に立ち寄る事にしました。

東郷元帥銅像

14:25 階段も含め7分ほど登った場所に日露戦争時、日本海海戦で活躍した東郷元帥の銅像が有りました。この像は生前に建てられた日本で唯一の銅像だそうです。

建立趣旨

14:27 この地に銅像を建立した鴨下清八氏は東郷元帥の生前に銅像を作る許可を得るべく日参し、80数回を数えたと言う事です。また、東京都渋谷区には東郷神社が有ります。

吾野駅

15:04 吾野駅に到着、下りの電車に乗って正丸駅に戻ります。乗車時間は10分間、料金は180円でした。

さわらびの湯B

 帰宅途中に立ち寄った飯能市営「さわらびの湯」です。数年前から民間スタッフにより運営されているとの事です。写真はさ「わらびの湯」H/Pから拝借しました。料金は3時間800円でした。今回の登山では子の権現で健脚の持続を祈り、さわらびの湯で疲れを癒やす事ができて大変いい登山となりました。

さわらびの湯A

16:54 帰宅の途に就いてから後方の「さわらびの湯」を撮影しました。素晴らしいロケーションに有ります。

マアサク

  学名の「Loropetalum chinense」は、 ギリシャ語の 「loron(革紐) + petalon(花弁)」 が語源と言われる細い花弁が特徴のマンサク科の落葉小高木「マンサク」(満作)です。生け垣などにも使用される事が多いようです。原産地は中国からインド地方です。葉は高血圧、皮や根は止血剤として利用されるそうです。日本名の由来は早春に「先ず咲く」から「まんず咲く」になり「満作」になったと言われています。また沢山花をつけることから「豊年満作」をイメージしたとの説もあります。寄り過ぎた為、写真がボケてしまいました。


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