お早うございます。ノーベル平和賞受賞者、マララ・ユスフザイさんの出身国パキスタン社会にはとんでもないシステムが残されているようです。地域の部族長会議「ジルガ」です。先日のNHKテレビで放送された情報によれば、未婚女性が親の結婚意見に反対したり、「駆け落ち」、婚前、婚外交渉などを行った場合はジルガ長老により親、親戚一同に対し「名誉殺人」が命令されるそうです。法律では禁止されているようですが、命令に背いた場合は「村八分」状態になり、一家は放浪の身となるようです。裁判を起しても大方は門前払い、または和解を提案して一方的に無罪放免となるようです。有り得ない話です。止む無く「名誉殺人」に応じた場合は娘に対して銃撃等を行うようです。私の見た限り親の愛情がかすかに残された場合、死に至らしめる事が無いように娘の頬から口にかけて撃ち、一族の名誉を保つようです。撃たれた傷が一生消える事が無い娘さんの恨みは強く、マララさんなどと共に女性への教育の重要性を訴えると共に、女性への虐待に反対するなど、女性の地位向上に立ち上がっているようです。しかし、ジルガの追跡は厳しく、いつ殺されるか解らない逃亡者のような生活をされているようです。いやー、酷いしきたりが有るものです。イスラム圏における女性の権利拡大を祈るばかりです。
<1 child,1 teacher,1 book,1 pen>
田んぼの畔や湿地の道端、野原などに育つ雑草でバラ科の多年草「ヘビイチゴ」(蛇苺)です。赤いイチゴのような実をつけます。別名「毒苺」、毒は有りませんが味が無く食用にはなりません。上は「タチツボスミレ」です。