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大楠山登山報告(センニンソウ) CMT DISAPVL、NO JGG

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 お早うございます。 9月21日、沖縄県の翁長雄志知事はスイス・ジュネーブで開かれている国連人権理事会で登壇し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設が日米両政府によって進められている現状について「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている状況を、世界中から関心をもって見てほしい」と訴えたが日本政府を差し置いての登壇には裏が有り、国連人権理事会の場で発言機会を持つNGO「市民外交センター」が、持ち時間を融通したようです。この後日本政府の代表が登壇し反論しましたが日本のイメージに影響する事は避けられません。辺野古移転問題の今後は頑なに拒む知事の意向も有り、裁判問題に発展すると思われます。一方嬉しい事に以前から”変だな”と考えていた事が正しかったようです。辺野古周辺で連日反対運動をする人たち100人前後のうち地元の方は2人だけだと言います。殆どの反対参加者は他の地区から来た人だと言う事です。そう考えると反日的な沖縄の新聞と連動した勢力の可能性も有り、地元住民無視のとんでもない運動です。辺野古地区には「中国の軍事的脅威に備える国防の観点から辺野古移転は不可欠」とする区長もおられ、翁長知事の言う住民の意思と真逆の意見であり、政府はこの人達との考えを十分汲み取る必要が有りそうです。”辺野古移転反対”が民意と言う翁長知事の主張とは違う民意が語られ始めた事は本来の民主主義に戻りつつある事をうかがわせてくれます。沖縄県全体を考えた場合、「国の為に、沖縄が乗っ取られない為には辺野古移転も止むを得ない。」とする方達もおられるだけに良い方向で解決して欲しいものです。沖縄県の皆さん、外国勢力に負けないで!

 去る9月12日神奈川県横須賀市にある三浦半島の最高峰「大楠山(241m)」から「安針塚」に至る道を歩いてきたので報告します。京浜急行「YRP野比駅」からバスで相模湾側の横須賀市民病院まで移動し、芦名、大楠山、木古場(葉山町)経由で安針塚(塚山公園)まで歩きました。標高差220m、所要時間3時間半のハイキング、舗装路が多かったのですが緑が多く楽しい半日でした。

大楠山ハイクマップ

 大楠山ハイキングマップを製作いたしました。京急YRP野比駅からバスで移動(白い線)、市民病院前から京急安針塚駅までの約10kmを歩きます。大楠山は葉山に近く東京湾と相模湾のほぼ中心(相模湾寄り)にあり、両方の海が望めます。

YRP野比駅 

08:40  YRP野比駅発08:45横須賀市民病院行きバスに乗車、NTT開発研究センター経由で市民病院前に進出します。料金は330円です。

横須賀市民病院前 

09:11 横須賀市民病院前に到着、ここから国道134号線を葉山方面に向かって歩きます。

登山口

09:32 大楠山登山口交差点には京急ストアが有ります。開店が09:00で弁当などはここで調達できます。右に折れて登山道に向かいます。尚、ここを右折すると三浦高校前に抜けられます。昔の真夏、この辺りの渋滞はひどいものでした。この道路の開通で相当渋滞が緩和されていると思われます。

登山道

09:43 頂上直下までアスファルトとコンクリートの道が続きます。NTTの中継用アンテナが有るので道は良く整備されています。

標識

09:54 尾根道の標識「関東ふれあいの道」、山頂まで1.4km、急登は無く汗もかかずに登れそうです。

巻道分岐

10:09 十字分岐です。斜め右に進むと今日下山道として利用する大楠山北側に下る道に合流します。右の砂利道は無線塔へ続く行き止まり道です。

NTTアンテナ前

10:13 NTTアンテナへの入り口を右に見て奥に進みます。

最後の階段道へ

10:15 NTTアンテナ入り口から数分歩くと頂上への階段(左)が見えてきます。登りきると直ぐに巻道の分岐(右)が有りますが迷わず階段を登ります。

まもなく頂上

10:18 左に展望台兼売店を見て、頂上到着です。頂上はソフトボールの練習が出来そうなほど広い。らせん階段を登るとより一層展望が楽しめます。、

今上陛下一家の御写真

頂上にある展望売店には20年~30年前に今上陛下が御家族と一緒に登られた時の記念写真が飾られています。葉山御用邸で過ごされた折に大楠山登山を計画されたようです。

大楠山頂上

10:20 大楠山、山頂表示板は242.0mとなっていますが、国土地理院地図では241.1mとなっています。

西側

 視界が良好で有れば、写真中央のこんもりした丘(長者ヶ埼)の向うに富士山が見えるはずです。やや右側には比較的新しい町、湘南国際村が見えます。長者が埼から湘南国際村(横須賀市)に至る辺りは横須賀市と葉山町との境界になっています。

北側

 北側を望んでいますが下は殆どが葉山国際カントリークラブ(ゴルフ場)になっています。右側の街並みは衣笠辺りだと思います。横須賀市の中心地は鉄塔の彼方、丘の向うで見えません。東京湾はもやっていて写真では判別が出来ません。

東側

東側は東京湾が見えています。海の向こうは千葉県(左側の富津から右の鋸山辺りまで)、中央左側の”でっぱり”は観音崎、狭くなった海を「浦賀水道」と言います。右側の黒い四角の建物は「NTT開発研究センター」ビルです。このビルはYRP(Yokosuka Research Park)の中心部です。

南側

 南側はNTTのアンテナ施設が視界を遮っていますが、前方の入江は小田和湾、突き出した岬は釣り場として有名な「荒崎」、やや左側の遠方が「城ケ島」です。視界が良ければ荒崎の向うに大島が見えるのですが水平線が曇っていて見えません。

広場

 展望塔から見た頂上広場です。大きなコンクリートの塊は砲台の基礎部分であったと思われます。タワーの高さは10mほどだと思いますが、降りる時になってお尻がむずむずしました。高所恐怖症かも。W

下山開始

10:34 下山開始、葉山町木古場の登山口に下ります。

ゴルフ場分岐

10:39 階段を下ると平地になります。右に折れると芦名口の登山道に戻ります。今回は左に折れて阿倍倉温泉経由で木古場に向かいます。

ネット際の下山

10:43 ゴルフ場の金網沿いに下山します。網は天井にまで張ってあります。

阿倍倉分岐1

10:45 直進は衣笠公園、塚山公園となっていますが、ここを左折すれば阿倍倉、木古場へのショートカットになります。直進しても200mほどで左に折れる事になります。

阿倍倉分岐2

10:47 塚山公園への分岐です。こちらからも見えるように「塚山公園」と書いてほしいです。

合流点

10:52 五分ほど下ると分岐が有りますが右に折れます。直進は先ほどのショートカット道です。

狭い登山道

10:54 土曜日とあってか登山者が多かった。アクセスが不便なので近隣の方が毎日登って居るのかもしれません。

阿倍倉温泉近し

11:05 勾配が緩やかになり、人工的構造物が多くなると阿倍倉温泉、横横道路はもう直ぐです。

アンダーパス

11:08 阿倍倉温泉への階段を過ぎ、横浜横須賀道路のアンダーパスを抜け、右に折れると菖蒲園、衣笠城址方面ですが左に折れて木古場に下ります。

阿倍倉To木古場

横横道路の側に「湯の沢旅館」と有りますが、別称が「阿倍倉温泉」です。右隅に市立の「しょうぶ園」が有ります。5から7月ころには14万株のハナショウブが咲き、訪れる人の目を楽しませてくれます。

大楠山登山口

11:18 横須賀市と葉山町を結ぶ県道27号線「大楠山登山口」信号にぶつかります。信号を渡り左に進みます。

県道27号線

11:22 この辺りは葉山町木古場と言います。西に向かって進むと横横道路高架橋が見えてきます。下を潜ったら右に折れます。

木古場To安針塚駅

高速道路下を右に折れ、川沿いの道を歩き、葉山町(地図上)を左折し取り付け道路に沿って歩きます。本町山中有料道路の下を横切り安針塚登山道に入ります。

歩道を渡る

11:43 歩道を渡り左に50mほど歩くと川筋に降りる階段が有ります。橋を渡って高架道沿いの道を200mほど進むと左側に登山道が見えてきます。

塚山公園登山口

11:47 緩やかな坂の途中に登山道入り口が有ります。この先にも登山口が有ります。

尾根道

11:55 塚山公園内の周回道路に合流、左に折れて安針塚の階段を登ります。

安針塚

11:56 階段を登ると安針塚が有ります。徳川幕府から250石の所領を与えられ外交顧問として幕府に仕えた英国人、ウイリアム・アダムズと妻(お雪)の供養塔です。国の史跡「三浦安針墓」に指定されています。


昼食

12:08 トイレと食事に夢中になり、景色の撮影を忘れました。(汗) 昼食は予定していなかったので、コンビニで用意した行動食(二人分)のコッペパンとコーヒーで登山の雰囲気を味わいました。W ここは桜の名所でもありますが横須賀港が見えて景色も良いのです。最寄りの駅はJR横須賀駅、逸見駅、安針塚駅(京急)になりますが、今回は安針塚駅に下ります。

安針塚駅

12:45 トイレの横から安針塚駅に下りました。15分ほどで安針塚駅に到着、大楠山、安針塚ハイキングは終了しました。今回のハイキングの目的は後日報告する「茅が岳登山」の足慣らしと言う事でした。およそ半日の歩行でしたが良い運動になりました。三浦半島には他にも鷹取山、畠山、武山などのチョー低山があり、今後も足慣らしに利用しようと思っています。

センニンソウ

 今回のハイキングの途中、川辺で見かけたキンポウゲ科の蔓性多年草「センニンソウ」です。「別名「馬食わず」と言うように有毒植物です。一方薬草としても用いられ、葉を揉んで手首の内側に貼っておくと水泡が出来てそれが治ると扁桃腺も治ると言われています。葉は対性で山芋の葉にも似ています。名前の由来は実の端から伸びる白いひげを仙人の髭に擬えたことから付けられたようです。原産地は東アジア(日本、中国)です。
 


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