Quantcast
Channel: 趣味と健康日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1074

茅ヶ岳登山報告(フサフジウツギ) CMT APVL、9/22 JGG 26'33"/5km

$
0
0

 昨夜は中秋の名月、昼は曇りでしたが夜になって雲の切れ目からお月様が顔を見せてくれました。雲が切れるのは食事が終わってからと予想し、落ち着いていたらあっという間に雲が切れて絶好の撮影時期を逃してしまいました。その後チャンスを待つ事40分、漸く薄雲によりフィルタされたような名月の撮影が出来ました。

雲が
撮影モードなどを設定している間に雲に隠れてしまいました。
雲が次々に
雲は東に、月は西に移動するのでなかなか雲が切れません。
2015中秋の名月
Camera : Canon EOS-40D MODE:TV(1/60) LENS:75mm-300mm


 連休中の9月20、山梨県北杜市にある茅ヶ岳(カヤガタケ1704m)に登ってきました。この山が一躍有名になったのは小説家「深田久弥」が1971年3月21日、茅ヶ岳登山中に脳卒中のため68歳の生涯を閉じられたとされているからです。標高差756m、行程8km、所要時間4.5時間の山旅でした。

茅ヶ岳登山ルート

 茅ヶ岳(1704m)登山ルートです。左回りの周回コースを選びました。ピンクで示した沢を登り、ブルーの尾根を下ります。当初の予定では金ヶ岳(1764m)まで足を延ばす事にしていましたが中央高速道が事故で一部通行止めの為、およそ1時間の遅れが出て諦める事になりました。

S&G駐車場

09:00 県道27号線を北上し深田公園の表示が有る駐車場に到着、かなりの車が駐車していました。30台くらいは駐車できそうです。入ってすぐ左側にトイレが有ります。27号線の両サイドは別荘地として開発されたものの多くが空き地となっています。また、右後方1kmほどの山中には「スポーツランド山梨」と言うサーキットが有り、ずーっとバイクの音が聞こえていた。

登山開始

09:12 二本の電柱が立っている場所を左に折れて登山を開始です。

登山道へ

09:14 2分ほど歩くと「茅ヶ岳」の標識が有ります。100m直進すると「深田久弥記念公園」が有ります。

林道分岐

09:33 分岐有れど、標識は見当たらず、開拓地だったのでその名残かも知れません。立て札の内容を確認しなかった事が残念です。「水源かん養保安林」と読めそうですが・・・

林道を横断

09:36 林道「前山大明神線」をクロスし、本来の谷コースに入ります。およそ2km左に進むと千本桜公園が有ります。

森林浴

09:40 緑に囲まれ、木漏れ日がさすなだらかな登山道を進みます。

女岩

10:15 この先に女岩が有るらしいのですが岩が崩れて危険な状態の様です。残念ながら立ち入り厳禁、女岩のリンクです。女岩の由来は不明です。

ガレ場

10:16 苔むすガレ場を登ります。唯一の急登かも。左下が女石のある谷です。

尾根道

10:48 坂を登り切ると尾根道になります。此処で一服です。(5分間)

終焉の地

11:00 10分ほど尾根を登るとひょっこり「深田久弥先生終焉の地」石碑が有りました。

少ない岩場

11:10 尾根道が痩せて岩が見えています。岩場と言う程ではありませんが、両サイドが切れ落ちているので油断はできません。

北方の眺望

11:11 長野県との県境となっている金峰山(2599m)まで13km、同小川山(2418m)は16kmあります。

登頂

11:21 茅ヶ岳山頂(1704m)に到着、連休二日目の山頂、流石に広場は大混雑でした。大きな鍋状のものは方位板です。ジオラマになっていましたが皆が撫でるのですり減った山頂も有りました。

頂上標識

11:23 撮影タイミングを見つけるのが大変、人を映さないなんて無理です。

食材

11:29 昼食はマルタイ棒ラーメン、サラダ用野菜、鶏レバー、ミカンです。

マルタイ棒ラーメン

11:37 8分を費やし、紙のどんぶりに盛り付けてラーメンが完成です。野菜は下の方に潜り込んでしまいました。野菜を入れようとした時、運悪く湯が吹きこぼれて左手を直撃しましたが、貴重な水を振りかけて治療しました。幸にも水泡にならなくてよかったです。


下山開始

12:01 食後の片づけを済ましてさっさと下山します。尾根道経由で深田公園に下ります。

視界不良

12:05 頂上での富士山は頭がちょっぴり見えただけなので写真は無しとしました。しかし頭だけでもと思い直し、下山中に南側を望みましたが時すでに遅く何も見えませんでした。

千本桜分岐

12:06 千本桜への分岐を過ぎると尾根が分かれ、深田公園への尾根になります。

防火帯尾根

12:40 尾根が緩やかな直線になると草地が広くなり、防火帯尾根(約1km)らしくなってきます。

防火帯との別れ

13:11 樹林帯の切れ目辺りで尾根道から駐車場への谷筋に下ります。

林道との再会

13:13 尾根道から数分で林道「前山大明神線」に出ます。左に折れて舗装路を進みます。

合流

13:14 数分後、登りに使用した保安林に向けて右折します。

深田久弥記念公園へ

13:33 T字路を右に折れて「深田久弥記念公園」に向かいます。

深田久弥記念公園

13:34 T字路から100mの場所に公園が有ります。ベンチと案内板、東屋が有ります。

無事に下山

13:37 駐車場に戻り、登山終了です。靴を履き替えて温泉に向かいます。この辺りは区画整理された形跡が有り、別荘地として開発されたと思われます。13:45には出発しています。

クララの湯

14:04 ハイジの村の一角にある「クララの湯」です。日帰りの場合入浴料金は720円です。

浴室

14:07 貸し切り状態だったので、気兼ねなく浴室の写真が撮れました。丸い浴槽にはワイン(もどき?)が入っているのでその香りがします。季節によってお花などに変わるので一年を通して様々なハーブの香りを楽しめるようです。

甲斐駒と鳳凰三山

 曇りで南アルプス方面の視界が得られなかったのでGoogle Earthの画面をご覧ください。仙丈ケ岳はこの山の向うで、見えていません。(汗)

合成写真

 前出の南アルプスの写真をクララの湯の浴室に合成しました。右寄りのとんがった山が「甲斐駒ケ岳」です。左柱側の連山は「鳳凰三山」で右が地蔵が岳(2764)、その左が観音が岳(2840.7)で薬師が岳(2780)は柱の陰です。その間に白いものが見えますが北岳(3192.5)です。

フサフジウツギ

 梅雨明けの頃に佐久と思っていた花が「深田久弥記念公園」付近に咲いていたのでシャッターを押してしまいました。フジウツギ科の落葉低木「フサフジウツギ」です。原産国は中国~日本で別名「ブットレア」です。藤ほどには長く垂れませんが藤のように房状に咲くことから命名されたようです。特徴は葉の裏が白いフェルト状になっていて花には芳香があります。ほかに白、ピンク、赤紫などの園芸品種もあります。写真としては全く魅力の無いものになっています。トホホホ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1074

Trending Articles