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Channel: 趣味と健康日記
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カルデラ噴火(ゲンノショウコ) CMT DISAPVL、10/4 JGG 26'39"/5km

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 お早うございます。3.11災害のあと、各地で地震、噴火が発生しています。地震の予知は全く出来ていませんが、噴火については箱根で初めて予知らしいものが出来ました。しかし予知が出来たとしても避難法など問題山積の噴火が迫っている事に驚きました。昨夜某テレビで放映された「カルデラ噴火」です。火砕流の規模が大きすぎて100km以上と思われる広範にわたる地域の人達が避難できるかどうかが今後の課題です。知識が無ければ非難する気にもなれないと思いますが、事前にその怖さを知っていれば多くの人が避難する気になると思われます。

プレート移動

 各プレートが日本列島に潜り込む摩擦で高温のマグマが発生し、一定期間内に噴出するのが噴火です。日本列島には110の火山が有ります。九州地方に多かった噴火が中部地方以北でも多発するようになりました。

マグマの発生

 3.11地震の原因は太平洋プレートが日本列島に潜り込み、内陸に押し込まれた列島が持ちこたえられず、はじけるように太平洋側に伸びた結果でしたが同時に内陸部の火山の下に割れ目が出来、そこにマグマが浸みこみ浮上して噴火が増えると予想されています。

長閑な田園地帯に

 長閑な田園風景ですが、9万年前、ここで恐ろしいカルデラ噴火が起きています。

きっかけの大爆発

 カルデラ噴火の前触れとしてカルデラ中心部で大爆発が起こります。噴出したマグマだまりに空間ができると中心部の山がそこに沈む込み始めます。

カルデラに亀裂

 中心部が沈み込んで崩落すると地下のマグマが圧迫されて押し上げられ、カルデラの周囲に亀裂が生じ、あちこちで噴火が発生し始めます。

カルデラ噴火に

 直径が10km以上と言う巨大なカルデラ噴火の始まりです。徐々に中心部が陥没していき更に大きな噴火口が形成されます。この後噴火は巨大化し、半径百キロ以上と言う大規模な火砕流となって町や村を焼き尽くします。800度と言う高温の火砕流は時速900kmで広がり100km離れた場所にも10分ほどで到達します。これでは1週間前に予知し、避難を開始しないと全員の非難は無理だと思われます。従って予知の研究と並行し、噴火そのものを防止する研究が望まれます。誰も考えない夢のような提案ですが、そうでもしない限り何百万と言う命が10分足らずで失われることになります。これは津浪よりも恐ろしいと思います。超大規模な地熱発電所の建設や油田におけるガス放出のようにマグマを少しずつ放出させるなど、マグマをコントロールする技術を開発して欲しいものです。温泉が湧かなくなると言った低レベルの話では無いと思います。因みに阿蘇山のカルデラ噴火は9万年前に起こっておりいつカルデラ噴火が起きても不思議はない時期に来ているそうです。日本には噴火を繰り返す火山が110座も有り、最近の衛星による調査では福島県の吾妻山が8cm、宮崎県の新燃岳が9cm、北海道の十勝岳では12cmも隆起しているそうです。これから火山の噴火が増えていくことは間違いないと思います。筆者は登山を趣味としていますが、その辺りに十分気を付けて山登りを楽しみたいと考えています。


ゲンノショウコ

  野山の道端などで見かけるフウロソウ科の多年草「ゲンノショウコ」(現(or験)の証拠)と言う薬草です。乾燥させた物を煎じて服用します。下痢止め、胃の健康を保つ効能があるそうで子供の時分に飲まされた記憶があります。名前の由来はピタリと効くからだそうです。実の形が神輿のてっぺんに付ける飾りに似ている事から「神輿草(みこしぐさ)」と言う別名も有ります。育ち方の特徴は道端又はあぜ道などに多く見られ、茎は蔓(つる)状で横に這うように伸びます。白花のほかに西日本に多い赤い花の種類も有るようです。原産地は日本、東アジアです。


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