お早うございます。去る23日、大阪高裁(米山正明裁判官)は20年前大阪市東住吉区で、小学6年の女児が死亡した住宅火災をめぐり、殺人罪などで無期懲役とされ服役中の青木恵子元被告(51)と内縁の夫・朴龍晧(たつひろ)元被告(49)の裁判をやり直すと決めた大阪地裁の再審開始決定を支持し、検察側の即時抗告を棄却した。
火災は、住宅車庫の車からガソリンが漏れ、風呂釜の種火に引火して自然発火した可能性を認めたものですが、11歳の女児に1500万円と言う生命保険をかけている点、女児を強姦している点(これだけでも許せない)「ガソリン漏れに引火」と「ガソリンを漏らして引火」(裁判官の言う”自然発火の可能性は否定できない”よりも給油口を故意に開けて点火した可能性の方が大きい)の関係など疑問も多く、「疑わしきは罰せず」と言えども「やり直し裁判」は給油口関連データの積み重ね、引火との関連をしっかり捜査して欲しいと思います。車両の走行距離、給油日時、ガソリン残量などの物的証拠の有無及び給油口から漏れるガソリンの量などが焦点になりそうです。「刑の執行停止」まで指示した裁判官も信じられない。
ニュースによると大阪高検は28日、最高裁への特別抗告を断念したと正式に明らかにした。再審開始が確定する。今後数カ月以内にも大阪地裁で再審公判が開かれる見通しですが、大阪高裁の判断を覆す新たな証拠が示せるかが焦点となりそうです。
昨日(10月28日)はもう一つ大きな出来事が有りました。オバマ大統領が遂に中国が領有を主張する島(スプラトリー諸島のうちの一つ)から12カイリ以内の海軍艦艇航行にゴーサインを出しました。これに対し、中国軍は動けず、外務省が遺憾の声明を出すに留めたようです。今後両国の間でつばぜり合いが続くと思われますが既に埋め立てられた島の処遇が問題となります。現状回復させフィリピン、ベトナム、マレーシアなど関係国の話し合いから始めさせるようにしたいものです。
上の写真の赤丸印は中国が造成中の人工島です。下の写真がそれぞれの島の名称です。
10月18日(日)の大山登山報告Part2は下山の模様を報告します。忘れていましたが大山は別名「雨降山」とも言い、阿夫利神社は雨乞いの神社としても名を馳せていました。本社付近には「雨降りの木」も有り、日照りの年は賑わっていたと思われます。
大山山頂(標高1252m)から日向薬師バス停(164m)まで標高差1087mをのんびり下りました。
11:30 大混雑の山頂を後にし、見晴台経由で日向薬師バス停に下ります。
11:31 頂上直下の広場から見た東北東方面の風景です。相模原方面ですが雲にさえぎられています。
11:41 平地で雑木が生い茂り、見通せない大山の肩(1170m)を通過します。
11:44 左に折れると不動尻、広沢寺、広沢寺温泉、七沢温泉方面に下ります。
12:30 尾根の突起部に広がる見晴台に到着、右側の南西部は杉林に覆われ視界は有りませんが、北東側は開けています。テーブルとベンチが10個ほど設置されています。
12:42 家から担いできた水を沸かして一服です。
12:49 下社と言う表示(森の中を下るルート)が有りますが現在は立ち入りが禁止されています。
12:55 谷の向うに下社が見えた。立ち入り禁止は沢筋の崩落などで道が無くなったのかもしれません。かなり急峻な沢筋の様です。
13:32 アスファルトの林道を斜めに横切ります。右に折れると下社付近の沢(行き止まり)まで行けそうですが崩落個所もその辺りかもしれません。
13:39 どこかの企業の研修施設であったようですが、レストランとして一般客も受け入れている様な雰囲気の建物が見えてきます。あと100mほどでアスファルト道に出ます。
13:41 登山道歩きを終了、温泉までもう直ぐです。
13:44 クワハウス山小屋に到着、出発は1時間後です。牛乳が無かったのが残念です。温泉ではないようですが若干のミネラルは含んでいそうです。
15:01 14:35頃クワハウス山小屋を後にし、25分歩いて日向薬師バス停に到着、直ぐに伊勢原駅に向けて出発し、大山登山行程の全てを終了しました。
河原の土手などに繁殖する「秋の七草」の一つ、キク科の多年草「フジバカマ」(藤袴)です。街中で見る事は少なくなりました。キク科ですが回りに舌状花が無く、管状花だけという特徴があります。花弁の形が袴のように見えるのでこの名が付いたようですが、残念ながら確認できませんでした。桜餅のような臭いを発しますが、昔は茎などを水に漬けて女性の髪を洗ったそうです。また、防虫剤、芳香剤としても使用されたようです。原産地は中国と思われますが、日本、朝鮮半島にも自生します。