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Channel: 趣味と健康日記
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大山登山報告Part 1 (セッコク) CMT DISAPVL、NO JGG

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 お早うございます。昨日「新・映像の世紀」と言う番組を観ました。印象としては人間が自分たちの欲望を満たす為の主義主張の押し売りが問題を引き起こしているように感じました。これは今に始まった事ではありませんが、ここ100年間の映像を観るとイギリスの口出しが事を難しくしているような気がしてなりません。アラビアのロレンスが活躍後に誕生させたイスラエルとパレスチナ問題、1930年代以降から真珠湾攻撃に至る日本叩きはいずれもイギリスが主導したものです。そして現在のイギリスは中国にすり寄り、日本の要請など無視して南シナ海などの不安定化を容認しているかのようです。中国を筆頭に安全保障理事国の5大国が「自分さえ良ければ」と言う考えなので、世界平和など実現できる筈も有りません。勿論、日本だけの「自称、平和憲法」ごときでは日本が危うくなる事は有っても世界平和に影響を与える事は有りません。

 さて先週(10月18日)になりましたが、大山(おおやま)に登ってきました。昔から関東一円では「大山講」と言う町内レベルの団体が組織され「大山参り」が行われてきました。その目標となるのが大山頂上(1251.7m)にある阿夫利神社です。大山参りをするための街道は多く、江戸からの代表的な街道としては東海道、中原街道、矢倉沢往還(現国道246号線)などが有りました。下山後の帰宅路として人気のあったのが藤沢に下り、江ノ島の弁天様をお詣りし、鎌倉、金沢八景を回って江戸に戻るコースです。宿泊地でのどんちゃん騒ぎが目的であったのかもしれません。W 男たちの場合、その為に講でお金を貯めていたと思われます。 

 話は大幅に逸れましたが、今回の登山は自宅から伊勢原までは電車、伊勢原から登山口まではバスを利用しました。下山は東側の尾根を日向薬師バス停に下りました。標高差922m、走行距離8.2km、6時間半の山行でした。

大山街道

 往路は東海道、長後街道を通って伊勢原に進出、復路は田村の渡しで相模川を渡って藤沢、江ノ島、鎌倉、金沢八景を観光して江戸に戻るコースが人気であったようです。

マップ

 登りは赤色のルート、下りは空色のルートを使用しました。阿夫利神社へのピンクの線は女坂ルート、右側の黒い線は階段の多い男坂ルートです。

大山ケーブルバス停

08:14 大山ケーブルバス停(標高330m)を出発、暫くは舗装道路と階段が続きます。

阿夫利神社参道

08:19 緩やかな参道を進みます。未だ土産屋さんも開いていません。

長い階段

08:29 長い階段を連想させてくれますが、今日のコースは実はそうでもない。

橋を渡ると

08:29 階段を登って直ぐに弁天橋を渡ります。

ケーブル駅

08:30 右手に大山ケーブルの駅が見えます。この辺りの標高は430mです。

女坂分岐

08:31 この先、石段の途中にあるオレンジ色で書かれた石の道標を左に折れて女坂に入ります。男坂は直進します。


緩やかな女道

08:32 緩やかな女坂を阿夫利神社下社に向かって登ります。

大山寺山門

08:47 大山寺にお詣り後、登山続行です。標高は567mです。

かわらけ投げ道

左の写真の手摺りのあたりから急斜面下の福輪(2.5mφ)をめがけてかわらけを投げます。「かわらけ投げ」は大山寺開山1250年を記念して行われるようになったようです。「かわらけ」は、“厄除け”と書かれた直径6cmの天日干しの土器(どき)で、福輪の中をくぐれば幸運をもたらすとされています。因みにかわらけ二枚で300円です。

トイレ

08:50 トイレの横を通過、工事中のヤグラは興ざめである。早く工事を終了して欲しい。

日本鹿

08:52 参道下の雑木林に木の葉を食む日本鹿を発見、こんなところにまで鹿が出没するとは!そう言えば1か月ほど前に友人から頂いた冷凍イノシシ肉、未だ食べていなかった。W

大山ケーブル

08:55 参道の右下からケーブルカーが登ってきました。この後、トンネルに入って左側になるようです。標高610m

阿夫利神社下社境内

09:08 阿夫利神社下社境内に到着、右側の茶屋で下社拝殿の地下から湧き出る御神水を無料で頂けます。階段を登らず、左に進むとケーブルカーの駅(終点)が有ります。

下社

09:11 白い階段を登ると、阿夫利神社下社本殿です。登山口は左側奥にあります。(標高710m)

下社登山口

09:16 下社左側に進むと本社への登拝門(登山口)があります。長い階段を登ります。

登山道

09:34 急な階段を過ぎると緩やかな登山道になるが旧道らしき階段は荒れていた。

蓑毛分岐

10:05 西側にある蓑毛登山口(標高990m)への分岐を通過

木道

10:09 蓑毛分岐を過ぎると木道が有ります。登山道が赤い粘土質なので滑り易く、危険防止に加えて土壌保全が目的と思われます。

富士見台

10:17 富士見台通過、この日は視界不良で富士山は見えず。残念!(標高1070m)

ベンチ

10:23 休憩用と思われるベンチが有る広場を通過

ヤビツ分岐

10:36 尾根筋に出てしばらく登るとヤビツ峠からの尾根と合流した場所に分岐標識が有ります。右に折れて頂上に向かいます。(標高1170m)

阿夫利神社本社

10:48 大山阿夫利神社奥社、右側に頂上標識があります。

頂上標識

10:49 1251.7メートルの頂上は賑やかで昼食をする場所探しが大変です。

食材

10:57 石垣の上で昼食の準備を始める。食材はごらんのとおり棒ラーメン、サラダ用野菜、竹輪、餅巾着(油揚げ)、リンゴ、アンパン、リンゴ半分を除き完食しました。W

大山山頂昼食

11:07 テーブルが空いたので火が付いたまま移動後に調理、野菜たっぷり餅も柔らかくなり、見た目は最悪ですが美味しかったです。鍋が深いのでどうにもなりません。やはり紙どんぶりを持参したほうが良さそうです。

伊勢原方面

11:20 大山参道を俯瞰していますが伊勢原の街は薄い雲にかすんでいます。富士山方向は開けていません。下山報告は次回にします。

セッコク

 昨年は6月に咲いていたラン科の多年草「セッコク」(石斛)です。ヤドリギの様に庭木に根付き清楚な花を咲かせていました。葉に縞模様が有る変わった品種を「長生欄」と呼び、根強いファンに支えられているようです。茎は竹の様に節があるのが特徴です。学名はギリシャ語の dendron (樹木)と bios (生命)を合成したもので、Dendrobium(デンドロビウム)と言えば判り易いかもしれません。交配品種や改良品種も多く名前の特定は難しいですが写真の花は「大紫宝南風」と思われます。流通業界ではセッコクなどを東洋ラン、デンドロビウム類を洋ランとして扱っているようです。原産地は東南アジアです。


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