こんにちは。去る12日(土)、メンバーの脚(膝)の調子が良くなったので月一登山を再開、箱根大涌谷を一望できる明神ヶ岳(1169m)に登ってきました。昔から大山詣りに使用された矢倉沢往還沿いにある大雄山最乗寺が起点となります。箱根側に下りるので電車とバスを利用しました。08:00~13:30、所要時間5時間半、標高差815m、総行程8kmの山行でした。久しぶりの為か翌朝、腿に痛みを感じました。W
最乗寺登山口から明神ヶ岳に登り、明星ヶ岳分岐まで尾根歩き、分岐から宮城野バス停まで下ります。
07:48 大雄山駅横にあるバスターミナルから道了尊行きのバスに乗ります。
07:58 バスの終点となっている道了尊(最乗寺の入り口:標高354m)、茶店も有ります。鬱蒼とした杉林の参道の手前を右に折れると無料の大きな駐車場が有ります。
08:01 最乗寺三門は平成15年に建立された地上22mの重槽楼門で放光菩薩、四天王像、十六羅漢像が安置されています。
08:07 境内は広く、建物も大きいので左手の本堂はカメラに収まりません。(汗) 右奥にトイレが有ります。
実際にたどったコースは天狗の下駄から右に折れて境内への階段を登り、右側のトイレを借りました。この寺は曹洞宗に属し、大本山総持寺と共に修行の場になっている様です。また、お墓、檀家などを持たないのも特徴です。了庵禅師が1394年に開山、600年の歴史と30余にも及ぶ堂塔を持つ大寺院でした。境内山林130町歩と言う規模もすごい。
08:07 天狗の下駄と称する背丈よりも高い大下駄が飾られています。謂れは不明です。W 大下駄の左手の橋を渡って登山道に入ります。
08:29 急登は無くなだらかな登山道を進みます。
09:30 小屋と言っても廃屋になっているようです。木々覆われ眺望は望めません。(689m)
09:54 光が差し込む東斜面に出ると「神明水」(750m)と言う水場が有ります。頂上直下には「明神水」と言う水場も有ったようです。
09:59 神明水上部には開けた尾根になっていて東側に小田原市、相模湾が望めます。左側遠方の尾根裾は丹沢山系のものです。正面の横浜方面は見えません。
11:04 明星ヶ岳分岐です。ここは右の道を選び直登します。左の道を選択し、いったん尾根道に出てから明神ヶ岳を目指すことも出来ます。
11:04 頂上直下、粘土質の痩せ道を滑りながら登ります。明神水は見当たらなかった。
11:10 尾根道の分岐を右に登れば頂上です。正面には大涌谷が見えています。噴火した場合この辺りまで火山弾が飛んでくるかもしれません。W
11:12 明神ヶ岳頂上(1169M)に到達、久しぶりに山頂での素晴らしい富士山を拝しました。手前の山は有名な金時山(1212m)です。
11:31 広い頂上の芝の上で昼食を準備、大好きな「安倍川餅」と「コンビニサラダ」を食べました。この後、温かいコーンスープを飲みました。
12:07 12:00過ぎに下山を開始、ここを左におれると登って来た明星ヶ岳分岐、最乗寺に下りられます。
12:33 笹に囲まれた尾根道を過ぎると鞍部(878m)になり直進すれば明星ヶ岳ですが、右を選択し宮城野に下ります。1昨年の金時山への縦走はこの辺りから積雪に苦しみました。
13:27 宮城野登山口に下りてきました。ここからはアスファルトの一般道をバス停を目指して歩きます。
13:39 バス停を確認した後、橋を渡って宮城野温泉会館でつかれを癒しました。この後バスで箱根湯本に下り、小田急、JRを乗り継ぎ、大船の焼き鳥屋さんで忘年会となりました。
17:00 大船駅前にある焼き鳥屋さん「なお吉」(なおきち)のカウンターに有った「生ホッピー」のサーバーです。左側に見える太い金属パイプの焼酎のサーバーから焼酎を1/4ジョッキーまで注ぎ、右側のホッピーサーバーからホッピーを注ぎます。いっぱいになった所で上澄みの径の大きい泡を捨て、新たにホッピーを注ぐと「きめ細かな泡」になり、クリーミーな生ホッピーになるというのが美味しさの秘密の様でした。「なお吉」の本店は大和市に有り、海老名、藤沢、大船に支店を持っています。来年もここで忘年会が出来ますように!
仕事と家事で忙しく花の撮影にも出かけられず、今回は最乗寺の紅葉を投稿します。三門を入ったところに売れ残りの様に頑張っていました。