お早うございます。昨夏に引退を表明した100年に一人と評される世界的バレエダンサーのシルヴィ・ギエムさんが50歳を迎えた昨年、12月31日惜しまれながら舞台を降りました。日本を最終引退公演の場(渋谷Bunkamuraオーチャードホール)に選んでくれた事に対し心から感謝したいと思います。彼女に相応しい演目はやっぱりラヴェルの「ボレロ」、真っ直ぐに伸びた長い脚が自分の耳に接してしまうと言う、信じられないしなやかさは正に世界一のダンスだと思います。因みにバレエを習い始めたきっかけは体操でオリンピックフランス代表が決定し、バレエを習い始めた事に有ったようです。もし体操を続けていても世界一になれた事と思います。下のYou tubeの3'30"付近で「ボレロ」の動画が見られます。
彼女は日本が大好きでフランスでの3.11チャリティーも積極的に行い被災地での公演も実施されました。パリ(オペラ座)でエトワールに昇進したのが19歳、その後英国ロイヤルバレエ団に移籍、世界を駆け巡ります。類希な「インタビュー嫌い」のために「マドモアゼル・ノン」と揶揄されました。練習に裏打ちされた技術に自信を持っていたのでマスコミにも媚びる必要がなかったのだと思います。you tubeにはこの他にも100年に一人と言われる踊りと納得させられる動画が沢山登録されています。本当に素晴らしい。ギエムさんありがとう。
これが有名な「6時のポ-ズ」、180度ほどですが、脚を耳に付ければ200度にもなりそうです。(驚)これだけの演技を何事もなかったような表情でこなしてしまうって神業としか思えません。
近くのセブンイレブンの垣根に使用されているニシキギ科の常緑低木「マサキ」(柾)の実を見つけました。小さい白い花を咲かせますが目立ちません。同時期に赤い実を付ける「マユミ」に似ていますが常緑と落葉で区別する事が出来ます。葉っぱは「お茶の木」などに似ています。原産国は日本、中国です。