お早うございます。三寒四温の季語どおり、春が足踏みしているように感じる1週間でした。世界各地で我々の常識とはかけ離れた事件が頻発しています。そんな時代だからトランプ氏の様な強硬派が台頭してくるのかもしれません。イラン、北朝鮮における国連決議違反のミサイル発射を止めさせるにはどうすればよいのか、国連中心と言うのであれば、安保常任理事国に頼らない強制力のある組織への改革が望まれているように感じます。
去る6日(日)に順延されていた2月定例登山に行って来ました。目的地は埼玉県秩父郡小鹿野町にある四阿屋山(あずまやさん)(771.6m)です。以前、両神山(りょうかみさん)山行の折、帰宅時に立ち寄った「道の駅、両神温泉薬師の湯」をベースにし、鳥居山コースを登り薬師コースを下る周回コースを歩きました。所要時間3時間30分、総行程6.5km、標高差470mの山行でした。小鹿野といえば歌舞伎の町として知られています。役者から裏方まで全て住民が行うのも珍しく、地芝居として小鹿野歌舞伎は高い評価を受けております。
3月、4月、6月、10月、11月に行われる地歌舞伎は全国的に見ても珍しい郷土芸能です。写真は小鹿野町HPより。
右端の道の駅からピンクの色で示す鳥居山コースを登り、柏沢を挟んで南側、ブルーの薬師コースを下って道の駅に戻るコースを選びました。
下の写真(道の駅)に掲示してあった案内板を撮影した「両神国民休養地案内図」は見にくかったので埼玉県のHP(秩父環境管理事務所)から拝借させていただきました。
09:07 頃に道の駅駐車場に到着、09:20に出発しました。写真左側が道の駅(売店)、正面が「両神温泉薬師の湯」、右端はトイレです。
09:23 ほんの数分で薬師堂通過、隣りの両神神社横を左折します。神社の境内を通り、菖蒲園を散策してから登山口に向かう道も有ります。
09:26 駐車場から左に折れて250mの所に両神神社があり、そこを左折し300m進んだところに赤い鳥居が目印となる「鳥居山コース登山口」から登山開始します。
09:29 宗教施設内の展望台を過ぎると森の中に入り、登山道らしくなってきます。
10:09 送電線の鉄塔の下が小休止に良いロケーションになっています。真夏なら林の中のベンチで休みたい。
10:11 送電線下からは尾根がギザギザの両神山と股峠で分ける二子山が望めました。
10:41 柏沢、薬師堂分岐です。四阿屋山に合目の表示は有りませんが、概ね8合目辺りの肩に「両神神社奥社」が有ります。ここにお参りをして登山を続けます。ここからはピストン登山になり、下山時にここを通ります。両神山の謂れに「両神説」と「八日見説」があり、前者は当社が「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」の両方を祀っているからとの説、他方、「ヤマトタケルノミコト」が東征の折、八日間もこの山を 見ながら旅をしたので 「八日見山」との説が有ります。欲を言うなら、この手の謂れははっきりした文章で残して欲しかったと思います。
10:44 奥の院を過ぎると、落石注意の表示が有り、急登を予感させてくれます。
10:44 数か所のくさり場をジグザグに登ります。この辺りのピークは殆んど岩山で樹木、腐葉土に隠れているようです。
10:50 落ち葉の下には雪が残っていました。標高は700m付近です。
10:52 つつじ新道分岐です。ここを右に折れ、尾根を5分ほど急登すると四阿屋山頂上です。
10:57 四阿屋山(771.6m)の頂上です。この先5mほど進むとベンチが二つあります。
四阿屋山頂上から西方を望むと両神山と二子山(双子山は変換ミス)が望めます。山頂は狭く雑木が視界を遮っています。西側のみ視界が開けています。
11:09 昼食は途中のコンビニで購入した冷凍物の「鍋焼きうどん」です。エビ入りの”かき揚げ”が美味しかった。
11:41 食事後は即下山開始、くさり場を慎重に下ります。鎖よりも樹木が体を支えてくれます。
11:42 つつじ新道分岐を左に下ります。直進コースは「岩場くさり場多し、初心者通行止め」の立て札が有りました。私達がここを通らなかった理由は下山地から道の駅までバスを利用する事になるからです。
11:51 「両神神社奥社」前の柏沢分岐を直進し、福寿草園経由、薬師コースを目指します。
11:56 右折し、福寿草園内の外周道を下ります。
11:58 福寿草の群落、まだまだ蕾が多く見られ、3月いっぱいは楽しめそうです。
12:00 展望休憩室は団体登山客に占拠されていたので、パスしました。
12:00 先ほどの福寿草園分岐を直進するとこの階段に下りてこれます。ここは直進し尾根の下山道の戻ります。
12:04 福寿草園を出ると迷いそうな分岐に差し掛かりますが左の尾根道を選びます。右に折れるとロウバイが売りの山居広場から小森川の上流(押留)に下ります。
12:06 福寿草園、山居広場用駐車場に下る道の分岐です。ここも尾根道を直進します。
12:11 送電用鉄塔を通過して3分、またもや駐車場への分岐です。ここも直進します。
12:14 バスなどの大型車用駐車場分岐も直進します。尾根の右に普通車用が二か所ありますが警備の方が管制していました。
12:14 木製鳥居の下を潜ります。この先のピークに何が有るのだろう?と言う興味が湧いてきます。
12:15 何の変哲もない「三峰」と言う表示が有る祠の前を通過します。
12:17 一般道をクロスします。この一般道を右に登ると普通車用駐車場が有ります。
12:25 小さな四阿が有るピークを越えると長い階段が見えてきます。この階段は足に負担を感じます。
12:;31 階段が終わると平坦な道の向うに桜と東屋が見えてきます。3月初旬に咲く桜、河津桜しか浮かびません。
12:30 漸く平地に下山です。この先を左折すると3分ほどで道の駅です。
12:42 道の駅に到着、両神温泉で疲れを取ります。
両神温泉前のコノハズク兄妹に癒されてきました。今日は2月分の登山だったので3月は26日に山梨県の山に登る予定です。
ピントがずれてしまったモクセイ科の落葉小低木「オウバイ」(黄梅)です。中国原産で旧正月に咲くことから「迎春花」とも呼ばれていますが、4月になっても咲いています。江戸時代に帰化しています。ジャスミンの仲間なのに臭いが無いのに不思議を感じます。大きくても2mで枝先が下にたれる事、そして若い枝が緑色と言う特徴があります。