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乾徳山登山報告 (ミツバツチグリ)

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 7月23日(土)は登山の為にPC活動は殆ど出来ませんでした。登山中にコンサートのメールを頂きましたが今回はブログに載せることも出来ませんでした。発信者の清野明子さんは24日(日)
中京大学文化市民会館で行われた名古屋五星会の発表会にゲスト出演されたようです。後の祭りながら概要は次の通りでした。

場 所:中京大学文化市民会館・プルニエホール
開 演:AM 11:00(入場料・全席自由券・1000円)
ゲスト: 佐々木 實、横川 裕子、福本 恵美、遠藤 小百合、清野 明子、
     蟹江 尾八、水野詩都子、三浦 舞、會澤あゆみ

 師匠の佐々木實氏を除けば豪華なヤング民謡歌手の出演でした。事前にお知らせできなかったのが残念です。素晴らしい発表会になった事でしょう。来年に期待です。

 さて登山報告に戻ります。場所は山梨県甲州市(旧塩山市)から北西に入った山塊の一つで「乾徳山」(けんとくさん)2031mです。快川 紹喜(かいせん じょうき)住職が「心頭滅すれば、火も亦涼し」と言って亡くなった恵林寺を通って登山口の徳和駐車場に向かいます。
08:55登山開始、12:30登頂、13:15下山開始、16:30登山終了、7時間半の行程でした。
 因みに横浜出発は05:30、横横道路から16号線で八王子へ、八王子I/Cから勝沼I/Cまで中央高速を利用し、その後は一般道を使用しました。帰宅時は恵林寺近くの「はなかげの湯」(500円)で汗を流した後、南下し河口湖大橋を通り、富士吉田I/C、須走I/Cを経由し御殿場I/Cから東名高速を通って21:00に帰宅しました。帰宅後2日経過しても未だフクラハギと爪先が痛いです。

有名な恵林寺通過

有名な恵林寺入り口を横目で見ながら一路「徳和駐車場へ急ぎます。走行中の撮影なのでかなりブレています。

乾徳山鳥瞰図

徳和駐車場(バスの終点でもあります)に設置された乾徳山鳥瞰図です。A(徳和駐車場)、B(登山口)、C(国師ヶ原)、D(頂上2031m)、C(国師ヶ原)、B、Aの順に走破しました。

登山口

砂利道から柔かい登山道に入ります。付近には「熊に注意」の標識もありました。

錦昌水

錦昌水と書かれた美味しい水が湧き出ている水場、C(国師ヶ原)の下にあります。

錦昌水

水場の近くには鹿がいました。丹沢でも見かけますが、木の皮を食べるので食害が心配されます。鳥獣保護法で守られていますが狭い土地に多くの鹿や熊が繁殖する問題が浮き彫りになっている様です。丹沢などでは鹿や猪などが増えて登山道にまで蛭(ヒル)が生息するようになりました。

木製ハシゴ

岩場には木製のはしごもあります。右手には薄い「髭剃り岩」があります。

頂上付近の岩場 1

頂上直下の鎖場です。結構迫力があります。

頂上直下の岩場

頂上直下の岩場ですが、2031mの乾徳山にしてはアルプス気分にさせてくれます。傾斜は85度ほどでしょうか、割れ目を利用しフリークライミングでも登れますが安全を考えて鎖で登りました。微妙に傾いているのでどちらかのお尻を壁に付けて登ります。

登攀を上から見ます。

頂上直下の壁を登攀中のパーティです。鎖が設置してありますが、途中からフリーで登れます。

頂上にて

僅かに逆光ですがバック(南側)に富士山が見えています。手前の街並みは甲府盆地です。写真左から登って来ましたが食事の後、写真右下から岩峰を左回りに巻いて下山します。楽しい登山でした。岩登りを避ける登山道も整備されていますが、是非チャレンジして欲しい素晴らしいコースです。

ミツバツチグリ

頂上の岩場にへばりつく様に咲いていたバラ科の多年草「ミツバツチグリ」です。「ツチグリ」(土栗)と言う地下茎が栗のように膨らんで食べられる植物に似ていることから命名されたようです。「ミツバツチグリ」の茎は食べられません。


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