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畔ヶ丸山登山報告 (ミツマタ)   CMT APVL JOGG 11/25 26'12" 

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 お早うございます。またまた中国が我が国に難癖を付けて来たようです。我が国と言うより国際的な問題かもしれません。我が国の領土領海を含む領空を中国の防空識別圏とする事に加え、「従わない場合は武力による緊急処置を行う」と言うものです。民間機も含まれるので容易に許される問題では有りません。しかし、この様な事が許されるのであれば世界は全て中国の領土になってしまいかねません。我が国は一層厳格に断固として日米両国が主張してきた防空識別圏を守りぬいていくべきだと思います。

 さて、去る23日に登った西丹沢、畔が丸山(1292.6m)登山の模様を報告します。05:00に家を出発07:20頃に登山口のある西丹沢自然教室駐車場に到着しました。自然教室前に聳える権現山(1138m)を左回りに一周する周回コースを選びました。07:30から15:20まで、所要時間7時間50分、標高差約752mの山行でした。

山北からの富士山

06:30 大井松田付近のコンビニにて朝食後、山北町の国道246から富士山を望んでいます。無粋な照明灯が邪魔です。照明は路肩の低い場所にして欲しいものです。

ルートマップ

 西丹沢自然教室に表示してあった案内板を撮影したマップです。大変解り易いので利用させて頂きました。畔が丸山の周回コースと言えばこのコースが唯一ともいえるようです。西丹沢自然教室を出発点とし権現山を中心に左回りに周回するコースです。

西丹沢自然教室

07:20 西丹沢自然教室着、駐車場は既に満杯なので路肩に駐車しました。付近には大室山、檜洞丸など人気の山が多いので紅葉狩り登山で賑わったものと思われます。

西丹沢公園橋

07:30 自然教室(540m)の西側にある河内川に架かる西丹沢自然公園橋を渡り、西沢に入ります。

登山口

 西沢入り口が畔が丸山の登山口になります。この登山道は「東海自然歩道」になっており、道標なども良く整備されています。

砂防ダム

04:40 最初の砂防ダムを超えます。この登山道沿いには6か所の砂防ダムがありました。

木橋

07:43 木橋を渡ります。善六ノタワに至るまでに13もの木橋を渡りました。

権現山分岐

08:13 ベンチが置かれている権現山への分岐です。右の沢沿いの道が畔が丸登山道、左に入ると権現山に至りますが2007年、山頂付近で滑落が続いた為に危険とされ、2008年に道標が撤去されています。

下棚への道標

08:23 このルートは西沢沿いに登ります。左に折れて下棚沢を5分程登ると「下棚」と呼ばれる滝があります。今回はパスして本棚に向います。

本棚沢出会

08:33 本棚沢出会を左折して本棚沢を4分程登ると大滝が見られます。

本棚

08:37 この辺りで言う「棚」は滝の意味だそうです。岩棚から水が落ちる様を著したともの思われます。落差は3、40mかと思われましたが70mもあるそうで驚きました。左の崖に隠れて見えず、右の水無し崖が本滝かと思いました。川を渡らないと本滝が見えないので要注意です。

ベンチ

09:06 急登が続く樹林帯にあるベンチ、登山開始から1.5時間が経過し疲れが出てくる場所なので助かります。西丹沢はアセビやミツマタ、シロヤシオ(白)、トウゴクミツバツツジ(ピンク)が多い地域です。


谷を渡る

09:24 安全なルートですがここだけは滑り易く鎖が設置してあります。

杉林

09:33 鬱蒼と茂る杉林、一直線に伸びる急登は神社の階段の様でもあります。 

善六ノタワ

09:54 ”善六ノタワ”(1030m)を漢字で書くと「善六の乢(橈)」になります。橈とは尾根などの撓んだ場所を言い、登山用語ではコル又は鞍部になります。因みに善六とはこの分岐を右に折れて200mの所にある善六山を指します。

稜線のベンチ

09:58 畔が丸への稜線に設置されたベンチです。急登が終わりホッとできる場所に有ります。

稜線状に有るピーク越え

10:00 稜線上には2、3のピークがありますが危険個所は有りません。

まもなく頂上

10:44 まもなく畔が丸山頂上です。避難小屋は頂上の先に有ります。

漸く見えて来た

10:47 漸く見えて来た畔が丸山頂上(1292.6m)です。畔には塚の意味もあり「丸いつかの様な山」と言う事が出来ます。樹木が多いので眺望には恵まれません。中央に見える石は3等三角点です。

頂上標識

10:55 下山開始、畔が丸山頂に設置された標識です。本当の頂上より50cmほど低い場所に立っていますが何故ここになったのでしょう。不思議です。

畔が丸避難小屋

11:00 畔が丸避難小屋到着、付近のルート上に有るベンチで昼食をとります。避難小屋にはトイレ、大型薪ストーブ、板の間があります。

薪ストーブ

 緊急時には付近の柴などを拾って燃やす事が出来ます。直径60cm程で相当大型です。

昼食A

 昼食はフリーズドライのフカヒレ雑炊に切り餅とコンビニで買った野菜サラダを加えました。餅の下は副食のチーズです。デザートはリンゴです。

昼食完成品

 完成した「野菜入りフカヒレ餅雑炊」、野菜と餅を加えたのでフカヒレの香りは吹っ飛んでしまいました。

大滝峠上分岐

12:32 大滝峠上(約1000m)、昼食におよそ1時間を費やし、11:50に下山を開始大滝峠への稜線を下ります。途中の大滝峠上分岐で左に折れて大滝沢を大滝橋に下ります。

転倒

13:04 快調に下って来ましたが谷川を渡る際、この岩上で登山靴が滑って転倒してしまいました。未だ右ケツが痛いです。トホホホ 

一軒屋避難小屋

13:13 一軒屋避難小屋です。窓が閉め切ってあり中に入ると真っ暗です。ここでコーヒーを沸かして飲みました。

落書き

小屋の裏手にこんな落書きがありました。「金子雅美のばかやろう」書いたのは男性のようです。こんな所に憂さ晴らしをしないで欲しいです。

林道

14:25 一旦林道に出ますが直進します。

大滝橋登山口

14:38 大滝橋登山口です。右回りの場合はここが出発点になります。

大滝橋の紅葉

紅葉の間に見えるのが大滝橋です。この右手にバス停があります。時間が合えばここからバスで駐車場に登りますが、今回はバスが無いので30分程ほど一般道を歩きます。

箒杉

14:48 中心に見えるのが国の天然記念物「箒杉」です。詳細は下の通りです。

説明

照る山もみじ

「秋の夕日に照る山もみじ」です。15:20に駐車場に戻りました。次の行き先は中川温泉「ぶなの湯」です。

 


ぶなの湯

15:30 中川温泉「ぶなの湯」着、湯に浸かって疲れを取り、16:24帰宅の途につきました。

ミツマタ

西丹沢の山にはこの花が多かったです。秋に蕾を付け香りに特徴のあるジンチョウゲ科の落葉低木「ミツマタ」です。赤ミツマタは庭木としても人気があります。枝がことごとく3つに分かれる事からこの名前が付けられたようです。この時期に蕾を付けて来年の3月ごろに満開になる珍しい咲き方です。樹皮の繊維が高級紙や紙幣の原料になります。原産国は中国です。


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