お早うございます。中国による南シナ海の埋め立ては七つもの環礁に及んでいる様です。ここ3、4年で埋め立てから軍事基地化へと一気に進められた埋め立て問題ですが、”まさか海洋進出までは”と甘く見ていたアメリカは流石に焦りを感じ、フィリピンに5つの基地使用を認めさせ、プレゼンスを強めています。果たして国際社会は中国の横暴を止められるのか、中国国民の暴発防止策と言う見方もありますがとんでもない話です。世界中の船が利用する南シナ海の覇権争いから目が離せない状況が続きます。
14日(木)夜に発生した「平成28年 熊本地震」と命名されましたが16日未明に起きたM7.3の地震が今回の本震と言う事になったようです。
二つの断層の分岐点で起きた14日夜の地震以降、布田川断層に沿って西側と東側に広がりを見せ、阿蘇山の北東方に位置する別府市まで被害が及んでいる様です。山が崩落し東海大学学生が遭難したアパートは赤い線の北東端に有ります。この辺り(南阿蘇村)は阿蘇カルデラ内にあり、外輪山の一角がカルデラ側の黒川に崩落した事になります。16日になって震源地は阿蘇山の東側にあたる由布市など大分県にも広がり、拡大が心配されます。
外輪山の一部(755m)から黒川に斜面が崩落した現場を北側からNHKヘリが俯瞰した画像です。国道57号線と325号線を結ぶ200mの阿蘇大橋は完全に落ちています。東海大学学生が入居していたアパートも被に遭っています。時間がたつにつれ各地で新たな土砂崩れなどが報告され救助活動が待たれます。政府は自衛隊に2万人の動員を指示しています。地震が収まり、一人でも多くの命が助けられる事を祈るばかりです。
NHK熊本放送局から撮影した地震発生時の熊本城です。イルミネーションの光に浮かんだホコリが地震の生々しさを映し出しています。西南戦争でも西郷隆盛の猛攻に耐えた熊本城ですが自然のパワーには勝てませんでした。
熊本城へのメイン入り口となる「頬当御門」(ほおあてごもん)突き当りの石垣が崩落しました。正面が天守閣で入城者を迎える景観です。ここを右に曲がり左に折れて広場に向かう日本の城郭特有のクランク状になっています。16日午後になっても時折、石垣が崩れている様です。
熊本城見学で最初に迎えてくれる右の宇土櫓(うどやぐら)と奥の天守閣ですが、再びこの美しい景観が見られる事を期待したい。
桜の咲くころ、雑木林に咲くマンサク科の落葉低木「ヒュウガミズキ」(日向水木)です。同属に土佐水木、シナ水木、霧島水木がありますが、花序は2、3個と少なく赤い愕と黄色のしべが可愛い。宮崎県(日向)原産かと思いましたが宮崎県に自生はしていないようです。繁殖は挿し木です。